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反対14票、賛成11票――。外国籍住民にも門戸を開いた東京都武蔵野市の住民投票条例案が21日、市議会本会議で否決された。13日に条例案を可決した総務委員会とは逆の結果となった。海外メディアも駆けつけた注目の議場で、各議員が賛否をめぐる思いを語った。(井上恵一朗、高橋淳)

午前10時の開会と同時に住民投票条例案をめぐる最後の審議が始まった。108席ある一般傍聴席は満席となり、報道も20社以上が見守った。韓国や中東メディアの姿もあった。


 この日の採決で過半数をめぐるカギを握ったのが、総務委員会に出ていない会派の賛否だった。なかでも中立的な立場を掲げる2人会派の「ワクワクはたらく」はこの本会議で賛否を明らかにすると説明し、動向が注目されていた。