「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」に出演したキー・ホイ・クァンが第95回アカデミー賞の助演男優賞を受賞。アジア系俳優の受賞は史上2回目、38年ぶりとなる。
ミシェル・ヨーが主演を務める本作は、倒産寸前のコインランドリーを経営する主人公エブリンが、世界と家族を救うため並行世界(マルチバース)にはびこる悪に立ち向かう物語。アジア系の助演男優賞の受賞は長い歴史の中で「キリング・フィールド」に出演した1985年のハイン・S・ニョールのみ。今回の受賞は、それに続く快挙となった。なおミシェル・ヨーはアジア系として初めて主演女優賞にノミネートされており、男女を問わずアジア系史上初の主演賞の受賞に期待がかかる。