青と黄のバッジを身につけ
今回のアカデミー賞で最多の11部門でノミネートされた『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で主演を務めるベネディクト・カンバーバッチは、胸元に青と黄の「ウクライナカラー」のバッジをつけていた。
カンバーバッチは3月13日に開かれた英国アカデミー賞(BAFTA)でも、同様のデザインのバッジを身につけていた。
インディペンデントによると、3月9日に開かれたサンタバーバラ国際映画祭でもウクライナとの連帯を呼びかけ、その際に観客から手渡されたウクライナの国旗を掲げていた。
胸元に青と黄のバッジをつけた、ベネディクト・カンバーバッチ
胸元に青と黄のバッジをつけた、ベネディクト・カンバーバッチvia Associated Press
サンタバーバラ国際映画祭でウクライナの国旗を掲げたカンバーバッチ
サンタバーバラ国際映画祭でウクライナの国旗を掲げたカンバーバッチTibrina Hobson via Getty Images
青いリボンで避難民へのサポート表明
また、ウクライナから避難している人たちとの連帯を示す、「withrefugees」とのメッセージが綴られた青いリボンを指や胸元につけて参加する人も複数見られた。
2021年の第93回アカデミー賞で、『ミナリ』で韓国の俳優として初めて助演女優賞に輝いたユン・ヨジョンは、胸元にこのリボンを身につけた。
映画『トゥルーライズ』や『ハロウィン』で知られる俳優のジェイミー・リー・カーティスも、手の指にリボンをつけていた。
ELLEによると、国連難民高等弁務官事務所はアカデミー賞に向けて出席者らに青いリボンを贈っていた。出席者たちが身につけたのはこのリボンと見られる。
ユン・ヨジョン
ユン・ヨジョン
ジェイミー・リー・カーティス