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病院など医療機関も狙われる! 悪質な「やらせレビュー」が蔓延するワケ

多くの経済活動や生活インフラが、IT基盤の上に成立しています。特に身近でよく利用するITインフラの1つがネットのレビュー機能ですが、悪質で惑わされやすい「やらせレビュー」が増殖しています。アマゾンなどのショッピングサイトだけではなく、グルメサイト、ホテル予約サイト、そして医療機関のグーグルマップのクチコミにまで広がってきています。 私たちが注意すべき点はどこにあるのでしょうか。

アマゾンにやらせレビューが蔓延

アマゾンやグーグルマップの「クチコミ」のやらせが、たびたび大きな問題になっています。特に、2019年にNHKテレビがアマゾンでのクチコミの実態を取り上げて社会的問題に発展したほか、2024年にはグーグルマップのクチコミで病院がグーグルを提訴しています。

トヨタ、ランドクルーザー「250シリーズ」公開 プラドの後継

 トヨタ自動車は2日、SUV(スポーツ用多目的車)「ランドクルーザープラド」の後継となる「250シリーズ」を公開した。2024年前半の発売を予定。新シリーズでは先進安全性能を向上させたほか、北米、中国向けについては、ランクル初のハイブリッド車(HV)も発売する。時期は未定だが、日本にもHVを投入する予定だ。

Twitter改め「X」、新ロゴが正式決定 公式アカウントも黒に染まる

 Twitterの公式Twitterアカウント(@Twitter)のアカウント名とプロフィール画像が7月24日(現地時間)、「X」に変わった。Twitterを運営する米Xのリンダ・ヤッカリーノCEOも「Xはここにいる!」とロゴ画像をツイート。他にも、会社の壁面にXのロゴを投影した様子などを投稿し、アピールしている。

ツイッター対抗の「Threads(スレッズ)」が予定前倒しでサービス開始 最長5分の動画も投稿可能

アメリカのIT大手メタは、ツイッターに対抗する新しいSNS「スレッズ」の提供を日本時間のけさ開始しました。

「スレッズ」はツイッターに対抗するサービスで、投稿できる文章はツイッターが英語で280文字までなのに対し、500文字まで。写真や、最長5分までの動画も投稿できるということです。

米FTC、アマゾンを提訴 「同意なしに有料サービス登録」

[ワシントン 21日 ロイター] - 米連邦取引委員会(FTC)は21日、米アマゾン・ドット・コムが数百万人の消費者を「同意なしに」有料会員サービス「アマゾンプライム」に登録させた上、解約手続きも困難にしているとして、シアトルの連邦裁判所に提訴した。

FTCは「アマゾンは数百万人の消費者を故意に欺き、知らないうちにアマゾンプライムに登録させた」と主張。アマゾンは消費者を不利な決定に誘導する「ダークパターン」として知られる「操作的、強制的、欺瞞(ぎまん)的なユーザー・インターフェースデザインを使用して、消費者を欺き、自動更新のプライム会員に登録させた」とした。

ついに日本経済大復活のチャンス到来…世界の半導体大手が生産拠点を続々と日本に移す本当の狙い

最近、世界の有力半導体メーカーが、わが国に大規模な工場を建設するケースが増えている。世界最大のファウンドリである台湾積体電路製造(TSMC)や、DRAMなどのトップ企業である韓国のサムスン電子、米国のウエスタン・デジタルなどがその例だ。

ChatGPT まるわかり “異次元” AIの衝撃

ネット上などの膨大な情報を学習し、まるで人間のように会話ができるAI「ChatGPT」。
世界中で急速に利用が広がり、私たちの生活に大きな影響を及ぼし始めている。

「インターネットや携帯電話の発明に並ぶ革命だ」(ビル・ゲイツ氏)
「恐ろしくすごい。危険なほど強力なAIが現実味を帯びてきた」(イーロン・マスク氏)

正と負の両面が、大きくクローズアップされている“異次元”のAI。
「私たち人間は、AIとどう向き合っていくのか」。

避けられない命題が、いま、突きつけられている。

地球の内核、逆回転し始めた可能性 英科学誌に論文

【1月24日 AFP】地球の中心部に存在する高温の鉄などでできた「内核」の回転が止まり、逆回転している可能性があると結論づけた論文が23日、英科学誌ネイチャージオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載された。
 
 地下約5000キロに存在する内核は、液体金属層の「外核」に浮かんでいるため独自に回転できるが、内核がどのように回転しているのかについては研究者の間で議論されてきた。

寒い日「ニンテンドースイッチの置き場所」に注意…任天堂

任天堂商品・サービスのサポート情報を発信する公式Twitter「任天堂サポート」は、ニンテンドースイッチを含むゲーム機の“結露”について注意喚起を促しています。

今回の注意喚起によれば、ゲーム機を置いている場所の温度が急激に変わると、ゲーム機にも結露が発生するとのこと。結露は故障の原因にもなるため、起きた場合は電源をOFFにし、水滴が乾くまで暖かい部屋に置いておくよう案内しています。

Zoom、全世界ダウンロード数10億件突破 22年上期の「世界でもっとも利用されたビジネスアプリ」に

 米調査会社data.aiの日本法人App Annie Japanは8月2日、ビデオ会議アプリ「Zoom」のiOSとGoogle Playにおける世界累計ダウンロード数が10億件を突破したと発表した。このうち90%が2020年4月以降にダウンロードされたという。「新型コロナウイルスの感染拡大を受けて需要が急増したことが伺える」(同社)としている。

水中ドローン、観測データを10秒で自動回収 光無線通信で世界初

海洋研究開発機構の沢隆雄主任研究員らのチームが、自律型の無人探査機(水中ドローン)を使い、深い海底に設置された観測装置のデータを自動回収することに成功した。光を高速に点滅させてデータを伝送する「光無線通信」技術を利用した、世界で初めての例だという。
 実験したのは、相模湾内の水深1420メートルの海底だ。

今後のEVに必要不可欠なeAxleの現状と最新動向

近年普及が進むBEV(バッテリーEV)やHEV(ハイブリッド)など、いわゆる電動車向けの次世代駆動ユニットとして注目されている「eAxle(イーアクスル)」。
大きな特徴は、走行用の駆動力を発生する「モーター」、電力を制御する「インバーター」、モーターの回転数を調節してタイヤ(ドライブシャフト)に伝達する「減速機(ギア)」などを一体化していること。

平成を彩った「iPod」販売終了が惜しまれ続ける訳

2022年5月10日、このタイトルの先につづられていたのは、AppleからのiPodシリーズの製造・販売終了の知らせだった。

2001年10月23日にミレニアムの時代を彩るようにして発売された初代iPod。それから時代とともに進化し続け、ちょうど20周年というアニバーサリーも過ぎた矢先の出来事だった。

iOS 16のパブリックベータが公開! 超目玉の新機能たちを早速試してみた

Appleは、今秋リリースするiPhoneの最新OS「iOS 16」のパブリックベータ版の提供を日本時間7月12日より開始した。iOS 16では、ロック画面に過去最大のアップデートが行われたほか、iPhoneの体験を一変させる新機能がふんだんに搭載。本記事では、取材に基づく特別な許可を得たうえで、パブリックベータ版を元にiOS 16のファーストインプレッションをお届けする.

ローバー「パーサヴィアランス」の採取サンプルを火星ヘリコプターが拾い上げる方式へ。背後にロシアが影響

2022年7月27日、NASAとESA(欧州宇宙機関)は共同で、火星ローバー「パーサヴィアランス」が採取している火星表面の物質を回収する役割を、イギリスが開発するローバーからパーサヴィアランス自身と火星ヘリコプター「Ingenuity(インジェニュイティ)」の同型機に変更する計画を明らかにした。今年9月までにさらなる検討を行って正式に決定する。

会社に届いたメール 調べてみたら“北朝鮮から”でした

毎日のように届くいつもの仕事のメール。
もし、その送り主が“北朝鮮の最凶ハッカー”からだったら…
メールを開いていれば、会社から数十億円が盗み取られていたかもしれないとしたら…
私たちが住む日本で起きている日常だ。
都内の暗号資産取引所に届いた1通のメールから、“北朝鮮のハッカー”を追跡する。

お家芸の材料科学、AIロボで世界へ 東大教授「二刀流を育てたい」

 材料科学は日本が最も得意とする研究分野の一つだ。だが、圧倒的な研究資金を投入する中国の台頭など、国際競争が激しい。15年ぶりに母校に戻った東京大学教授の一杉太郎さん(50)は、人工知能(AI)を持つ実験ロボットで勝機を見いだそうとしている。

 「将棋の藤井聡太さんが大変いいことを言っていました。AIでインスパイアーされる、と。AIとロボットができることを人間がするのではなく、人間しかできないことに集中する。広い視野を持ち、使いこなす側にならないと」

車載システムで存在感、アップル「CarPlay」の進化と安全運転は両立できるか

アップルの車載システム「CarPlay」が進化し、燃料の残量や速度といった車両に関するデータも表示できるようになる。こうしたシステムはダッシュボード全面に広がるディスプレイを“支配”しようとしているが、表示される情報量が増えることの弊害も指摘されている。

システム工学の専門家であるダニエル・マッギーの確かな情報に基づく意見によると、もはや“魔人”をびんの中に戻すには完全に手遅れなのだという。

スマホの「RAM」って何のこと? 「ROM」との違いは?

スマホのスペック表記に見られる「RAM○○GB」の文字。ROMはスマホ業界でいうストレージのことだが、RAMは簡単にいうと「電子機器が作業で使う机」のことだ。

 RAM(ラム)は「Random Access Memory」の略で、机いっぱいに広げたブラウザへのアクセスや画像の描画といった「作業」を一手に担う装置だと考えると分かりやすい。2022年現在のスマホのRAMは6GB~8GB程度が一般的だ。この装置の容量が大きいと、ゲームや動画視聴などもスムーズに行える。

花火よりも「すごい!?」夜空の演出 SNS投稿殺到で広告効果

日が落ちた横浜市のみなとみらいに、七色の光が浮き上がった。
 正体は、LEDライトが取り付けられたドローン500機。6月2日、開港記念日を祝う横浜開港祭で催された「ナイトドローンショー」の一幕だ。

 上空の高さ150メートル、幅100メートルにわたって、軽快な音楽をバックにドローンが編隊飛行する。
 隊列がバラバラと崩れ、夜空をキャンバスに、回転する地球やバラ、羽ばたく鳥、海面から飛び出すクジラなど様々な絵柄が描かれていく。
 まるでアニメーションを見ているかのようで、変化するごとに会場からはため息が漏れた。

HomePodシリーズ、日本語でも複数人の声を聞き分け可能に

Appleは、HomePodシリーズ向けのソフトウェアバージョン 15.6を提供開始した。Siriが複数の人の声を聞き分ける“声の識別”機能が、新たに日本語(日本)にも対応。ほかにも、パフォーマンスと安定性の改善が含まれる。

HomePodの「自分の声を識別」はこれまで、米国やオーストラリア、カナダ、インド、アイルランド、ニュージーランド、英国において英語で利用でき、イタリアとスイスではイタリア語で利用可能だった。

iPhone 7の“iOS 16対象外”で中古スマホ市場はどう変わる?

2022年秋にリリースされる「iOS 16」は、iPhone 6s/6s Plus、iPhone 7/7 PlusとiPhone SE(第1世代)が対象外となった。いずれもホームボタンを搭載したiPhoneだが、これでホームボタン搭載のiPhoneで最新OS(iOS 16)にバージョンアップできる機種は、「iPhone 8/8 Plus」「iPhone SE(第2世代)」「iPhone SE(第3世代)」のみとなった。

AIや宇宙などを「特定重要技術」に 経済安保強化で

経済安全保障を強化するため、政府がまとめた基本指針案で、AI(人工知能)や宇宙などの分野を、重点的に研究開発を進める「特定重要技術」としていることがわかった。
5月に成立した、経済安保推進法に基づき策定している政府の指針の原案では、「特定重要技術」として宇宙やAI、量子、バイオなど20の分野を挙げている。
有識者による議論などを経て、9月下旬に閣議決定する予定で、選定された分野に情報の提供や資金の支援などを重点的に行う。

フリーズドライ体細胞からクローンマウス 絶滅動物もよみがえる?

 インスタント食品のようなフリーズドライ(凍結乾燥)技術で保存したマウスの体細胞から、クローンマウスをつくることに成功したと、山梨大のグループが発表した。液体窒素を使う現在の方法よりも低コストで、採取の難しい生殖細胞を使わずに遺伝資源を保存できるため、将来的には、絶滅しそうな動物を含めた生物多様性の維持につながりうるという。

アップルに米カード業者が集団訴訟、決済手段で反競争行為と主張

米アップルに対してアイオワ州の信用組合が18日、サンフランシスコの連邦地裁に決済カード発行業者としての集団訴訟を起こした。アップルがモバイル端末市場における優越的地位を乱用し、他社の電子決済サービスで用意されたウォレットとの公正な競争を妨げたと主張している。

米IBM、第2四半期売上高が予想上回る 為替による打撃警告

ジェームズ・カバノー最高財務責任者(CFO)は、為替の影響は年間で売上高の約6%に達すると予想。従来は3─4%を見込んでいた。第2・四半期の売上高はドル高により9億ドル減少したと指摘。これまでにないペースでドル高が進んだと説明した。

カバノーCFOは、地政学的な混乱やインフレ圧力はあるものの、欧州およびアジア太平洋などでの売上高の伸びが継続すると述べた。

ナノをみる巨大な顕微鏡 完成迫る次世代放射光施設ナノテラスを探検

仙台市青葉区で整備が進む次世代放射光施設は、低エネルギーの軟X線を使って電子の動きを可視化し、物質をナノレベル(100万分の1ミリ単位)で観察できる巨大な顕微鏡だ。6月には愛称が「ナノテラス」と決まり、現在、建屋の99%が完成。残るは分析用機器の搬入と組み立て、調整という最終段階に入った。来年12月に稼働の予定で、革新的な新素材の開発や効率的な創薬などへの利用に期待は高まる。大詰めを迎えた現地を訪れると、飛躍的なイノベーションを生み出し、日本を再び技術大国へと押し上げるかもしれない「ナノの世界」が見えてきた。

「Nothing Phone (1)」レビュー “アグレッシブに光る”背面は意外と楽しい 使い勝手は?

今のスマートフォンに退屈している? それなら英Nothing Technologyが発表した「Nothing Phone (1)」はどうだろう。背面は今じゃレアなスケルトン仕様で、974個のミニLEDを独特パターンで配置した「Glyphインターフェース」がけたたましいサウンドとともに光る。これだけ聞くと“イロモノスマホ”枠に感じるが、実際どうなのか。1日ほど触ってみた感想をミニレビューとしてお届けする。

新型MacBook Airを買うなら512GB以上を選んだほうが良さそう

ストレージの読み書き速度が違うみたい。本日ついに発売した新型MacBookAirですが、これについて気になるニュースが入ってきました。9to5Macによれば、どうやら256GBのモデルだけストレージの読み書き速度が遅いのだそうです。ということで前モデルのM1MacBookAirとM2MacBookAirのストレージ速度をテストしてみました。

なぜ「SIMカードなし」のスマホから緊急通報を利用できないのか?

7月2日未明に発生した、KDDIの大規模な通信障害。全面復旧が発表されたのは、障害発生から80時間以上たった5日夕方で、この間、音声通話はもちろんのこと、データ通信によるインターネット接続や銀行のATMや自動車の緊急通報システム、そして110番や119番などへの緊急通報も利用しづらい状況が続いていました。

Netflix、広告付き低価格サブスクでMicrosoftと提携

米Netflixは7月13日(現地時間)、計画中の広告付きの低価格有料プランの広告技術および販売パートナーとして米Microsoftと提携すると発表した。

 Netflixのグレッグ・ピータースCOO(最高執行責任者)は公式ブログで、この新プランの目標は「消費者にはより多くの選択肢を、広告主にはプレミアムなTVブランド体験を」提供することで、「この新サービスを実現するためにMicrosoftと協力できて嬉しい」と語った。

高校授業で「メタバース」 仮想空間で講師と会話~留学を疑似体験 佐賀

メタバース=仮想空間で海外留学を疑似体験しながら英語を学ぶ授業が、佐賀市の高校で開かれました。

佐賀市の龍谷高校で、2年生を対象に行われた英語の授業です。

VR=ヴァーチャルリアリティを使って、外国人講師と会話しながら海外留学を疑似体験しています。

「iOS 16」の公開版ベータリリース 「iPadOS 16」「watchOS 9」「macOS Ventura」「tvOS 16」「HomePodソフトウェア16」も

 米Appleは7月11日(現地時間)、次期モバイルOS「iOS 16」の公開版ベータを、Apple Beta Software Program参加ユーザー向けに提供開始した。「iPadOS 16」「watchOS 9」「macOS Ventura」「tvOS 16」「HomePodソフトウェア16」も同日リリース。プログラムに参加しているユーザーは、端末を登録することで公開版ベータをインストールできる。

急成長SaaS企業で働くみんなのデスク環境 約1万1000の子供向け施設で活躍するサービスを生んだ働き方

成長が続くSaaS市場。ベンダー側も事業拡大に向け、人材の獲得を進めている。一方、転職を検討する側からすると、テレワークの浸透もあって、会社の雰囲気をつかみにくくなっているのが実情だ。

 そこで本連載では、SaaS企業で働く人のデスク環境を写真や本人のコメント付きで紹介。転職先の雰囲気を把握したい人に向け、経営陣からエンジニア、管理部門まで、さまざまな社員がどんな環境で働いているかをチェックする。

米メタ、VR用アカウント導入 FBなしで利用可能に

[7日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック=FB) は7日、ゴーグル型仮想現実(VR)端末のログイン方法を変更し、FBアカウントとの連携を不要にすると発表した。

マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、8月から新たに「メタアカウント」を導入するとFBに投稿した。

リクルートのオンライン学習サービス「スタディサプリ」、神奈川・大和市が利用を決定

リクルートは6日、同社のオンライン学習サービス「スタディサプリ」が、神奈川県大和市での2022年度の利用が決定したと発表した。
学校向け「スタディサプリ」は、基礎知識学習から、進路選択、非認知能力の育成まで教師の業務をサポート。児童生徒が利用できる講義動画や演習などの学習機能と、教師向けサポートツール「スタディサプリfor TEACHERS」を提供。

銀河鉄道で月や火星へ、人工重力で生活も 京大と鹿島がイメージ発表

 京都大学と鹿島は5日、人間が将来的に月や火星で暮らすのに必要な人工重力施設や、地球と行き来するための銀河鉄道のような交通システムなどをつくる構想を示し、共同研究を進めると発表した。ただし、本格的に実現するのは22世紀以降になりそうだという。

大分県、高校生向けSTEAM教育プログラム「OITA STEAM PLATFORM」開催

大分県教育委員会は、STEAM教育を体感する高校生向けプログラム「OITA STEAM PLATFORM」を、7月23日~2023年2月にかけて開催する。

同プログラムは、同県のSTEAM教育推進を目的とした産官学連携のプラットフォーム。自治体、教育委員会、民間企業、学校機関それぞれが密接に連携して、包括的なSTEAM教育が学べる機会を提供する。

au通信障害でKDDI社長が謝罪 影響回線数は最大で3915万 同社史上最大規模

7月2日未明から続いている、auなどKDDIモバイル通信サービスでの通信障害について、KDDIは3日午前11時に記者会見を開き謝罪した。詳細は精査するとしつつ、影響回線数は最大で3915万回線に及ぶとしている。障害規模は同社史上最大という。
同社は3日午前1時時点で、復旧めどについては西日本エリアでは同日午前7時15分、東日本エリアでは午前9時30分としていたが、復旧作業の終了時間を西では午前11時、東では午後5時30分と見通しを修正した。その上で、ネットワーク試験により検証し、本格的な再開時間を決定するとしている。

リニア実験線、山梨の高架橋でケーブルが落下

JR東海は30日、山梨リニア実験線の同県笛吹市御坂町付近の高架橋から、監視カメラの電源ケーブル450メートルが地上に落下したと発表した。ケーブルの一部は、高架橋が横切る国道137号にも落ちていた。

同社によると、30日午後5時半ごろ、近隣の住民から、高架橋からケーブルが落ちているとの連絡が入った。

日印が抱くグリーンな野望、達成には難題

アジアで第2、3位の経済規模を誇る日本とインドは、深刻な電力不足と世界的なエネルギー不安に見舞われる中で、2030年の気候変動目標の達成に向けて競い合っている。実現には巨額の資金を投じる必要があるが、投資が保証されているとは言い難い。

 アジアの気候変動に関する政策については、世界最大のエネルギー消費国である中国に注目が集まりやすい。だが、日本とインドも気候変動対策において大幅な変革が必要だ。両国とも野心的な目標を掲げているが、新たな著しい脅威が迫っている。

コロナで医師の「臨床研修」が減少…VRゴーグルで救急医療の現場を体験するセミナー

新型コロナウイルスの影響で医師が研修する機会が減っているといわれています。そこで、6月30日に大阪市内でVRゴーグルで救急医療の現場を体験するセミナーが開催されました。

 VRゴーグルをかけた参加者たち。ゴーグルの中ではドクターカーでの処置の様子などといった救急医療の現場で医師らが対応する様子を映した映像が流れています。

フジテック社外取締役の責任追及へ 英投資ファンド

エレベーター大手、フジテックの取締役社長を退いた内山高一氏が会長に就任したことをめぐり、株主の英投資ファンド、アセット・バリュー・インベスターズ(AVI)が社外取締役の責任を追及する方針であることを29日、発表した。他の株主と協力し、社外取解任に向けた臨時株主総会の請求を検討する。

テスラが200人削減、運転支援システム関連業務 オフィス閉鎖

[サンフランシスコ 28日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラがカリフォルニア州サンマテオのオフィスを閉鎖し、運転支援システム「オートパイロット」に携わる従業員約200人を解雇したことが分かった。関係者が明らかにした。

コスト削減を加速する狙いとみられる。解雇された従業員の大半は時間給労働者だった。

Google、地理空間分析プラットフォーム「Earth Engine」の政府や企業への有償提供開始

 Earth Engineは、地球の状態を衛星画像によって可視化し、分析するためのクラウドベースの地理空間分析プラットフォーム。2010年に非営利団体への無償提供を始めた。70ペタバイト以上の分析可能な地理空間データを「BigQuery」や「Vertex AI」などのツールを使って解析できる。多数の団体が、リモートセンシング調査や伝染病流行の予測、天然資源管理などに活用している。

iPS細胞に「匠の技」を ロボットとAIだけで分化の最適条件実現

理化学研究所などのチームは、iPS細胞から目的の細胞を作る際に最適な培養条件を、ロボットと人工知能(AI)だけで自動的に発見する技術を開発し、27日、発表した。再生医療に使う細胞の効率的な生産だけでなく、煩雑な作業をロボットに任せることで生命科学研究の加速につながることが期待される。

アルゴリズムの開示、何をどこまで 食べログ判決が生む二つの余波

飲食店の口コミを5点満点で評価したサイト「食べログ」で、焼き肉チェーン店を展開する企業が「チェーン店であることを理由に不当に点数が下げられ、売り上げが減った」と訴えた訴訟で、東京地裁が、食べログの運営会社に4千万円近い損害賠償の支払いを命じました。

立命館大学、オウンドメディアで「『エシカル消費』って何をすればいい?」記事公開

立命館大学は23日、オウンドメディアshiRUtoで、「『エシカル消費』って何をすればいい?」の記事を公開した。
SDGsが世界的な⽬標になり、持続可能な社会の実現に向けた動きが活発になる中で、倫理観のある消費を意味する「エシカル消費」という⾔葉を⽿にすることも増えてきたが、エシカル(倫理的)な消費とは具体的にはどのようなものなのか。

韓国の旅行スタートアップ「ヤルノジャ」創業者がビリオネアに

コロナ禍で打撃を受けたホテルや旅行業界に回復の兆しが見える中、韓国の宿泊予約プラットフォームの「ヤノルジャ(Yanolja)」がIPOに向け、好調な第1四半期決算を発表した。

同社が5月末に発表した報告書には、創業者でCEOのイ・スジン(Lee Su-jin)の持株比率が記載されており、創業者のイがビリオネアになったことが明らかになった。

存在感増すドローン大国トルコ

ロシアのウクライナ侵攻で、ウクライナ軍が活用するトルコ製攻撃用ドローン(無人機)が相次いで戦果を挙げ、存在感を示している。実績に加え低価格なことから各国の引き合いが相次ぎ、武器輸出に力を入れるトルコの大きな柱となっている。

ウクライナ戦争で威力を発揮しているのは、トルコ企業バイカル社が製造する「バイラクタルTB2」。同社の最高技術責任者(CTO)であるセルチュク・バイラクタル氏は同国のエルドアン大統領の娘婿だ。


ジョブズが生んだアップルの核にある「使いやすさ」の理念

筆者がアップルの研究を始めて数十年が経つが、同社の成功の秘訣について聞かれることがよくある。その答えは、同社の共同創業者であるスティーブ・ジョブズがMacをリリースした1984年頃に語った言葉に含まれている。彼は、「操作が簡単なコンピュータを作る」という信念を持ち、その具現化に努めた。

コンピュータは、開発された当初は使いにくく、専門のトレーニングを受けなければ操作をすることができなかった。メインフレームの時代は、特のその傾向が顕著だった。

アップルとアンドロイドの端末、伊やカザフでスパイウエア被害=グーグル

[サンフランシスコ 23日 ロイター] - イタリア企業が開発したスパイウエアが、基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載のスマートフォンとアップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」をイタリアやカザフスタンで利用している人々の個人情報不正入手に利用された――。米アルファベット子会社グーグルが23日公表した報告書でこう指摘した。

Microsoft、性別や感情を解析するAI顔認識ツールのAzureでの提供を停止

 米Microsoftは6月21日(現地時間)、現在提供しているAI顔解析ツールや音声合成ツールの提供を段階的に停止または制限すると発表した。この決定は、2019年に公開した「責任あるAIの原則」の大規模改定(リンク先はPDF)の一環だ。

 まず、「Azure Face」での、性別、年齢、笑顔、ヒゲ、髪の毛、化粧などのID属性を推測する機能を廃止する。

大規模な太陽フレアで2週間に渡り通信障害、広域停電の可能性も 総務省が“最悪のシナリオ”公開

100年に1回かそれ以下の頻度で発生する規模の太陽フレアを想定。対策をしていない場合、無線システムやGPSを中心に多大な影響を受け、2週間に渡って断続的に利用できない状態になるという。
例えば携帯電話は昼間に数時間程度のサービス停止が全国の一部エリアで発生する。

5G利用者、今年10億人突破へ=エリクソン

[ストックホルム 21日 ロイター] - スウェーデンの通信機器大手エリクソンは21日、世界の第5世代(5G)移動通信網の利用者が今年10億人を超えるとの見通しを示した。中国と北米で採用が拡大するという。

世界経済の減速とロシアのウクライナ侵攻に伴う不透明感で今年の予測を約1億人引き下げた。

韓国が国産ロケット打ち上げ、衛星の軌道投入目指す

[ソウル 21日 ロイター] - 韓国は21日、国産ロケット「ヌリ号」の2回目の打ち上げを行った。1回目は昨年10月で、ダミー衛星を軌道に乗せることができなかった。

ロケットは南西部全羅南道の羅老宇宙センターから0700GMT(日本時間午後4時)に打ち上げられた。実物の衛星の軌道投入が成功したかどうかは約1時間後に明らかになる。

激安ThinkPad騒動、「領収書が届いても注文はキャンセル」とレノボ

6月17日の深夜から翌朝にかけて、Twitterを中心に話題となったレノボのノートPC「ThinkPad」の安売り販売。同社は18日朝に注文をキャンセルすると案内していたが、19日には注文したユーザーに領収書がメールで届くなど動きがあった。確認したところ、同社は「領収書が届いていても注文はキャンセルになる」と答えた。キャンセルメールはすでに一部の購入者へ届き始めている。

ホンダ、中国広東省でEV工場建設開始 24年稼働へ

北京=三塚聖平】ホンダの中国現地法人は20日夜、南部の広東省広州市で電気自動車(EV)専用工場の建設を始めたと発表した。投資額は34億9千万元(約700億円)で、敷地面積は40万平方メートル、生産能力は年12万台を予定している。2024年の稼働開始を目指している。

米アップル、国内初の労組結成

[18日 ロイター] - 米テック大手・アップルの東部メリーランド州にある店舗の従業員は18日、投票で労働組合への加入を決めた。同社では国内初の労組結成となる。

発表文によると、ボルティモア近郊のタウソンで働く100人以上の従業員が「圧倒的多数で」機械・航空宇宙関係の産業別労組への加入を決めた。

「自撮り強化」で注目のiPhone 14、レンズの詳細が明らかに

アップルは、今年秋に発売するiPhone 14シリーズのフロントカメラに、初めてオートフォーカス機能を追加し、自撮りの画質の大幅な向上をもたらすと報じられている。これにより、「FaceTimeでのビデオ通話や自撮り動画のフォーカスが鮮明になる」とされるが、同時に大幅なコストの上昇にもつながる見通しだ。

そんな中、著名アナリストのミンチー・クオが、新たなカメラのハードウェアの詳細に加えて、製造元の情報と、それらのコンポーネントがどの程度のコストの増加につながるかを明らかにした。

さようなら、全てのインターネット・エクスプローラー

6月16日、Windows用のWebブラウザである「Internet Explorer」(IE)が、ついに最後の日を迎えた。幾度も延期されてきた「サポート終了」の日がやってきたのだ。

 IEはPCとインターネットの一般化とともに歩んだWebブラウザであり、誰もが一度はお世話になったことがあるだろう。

 だが、使う人に愛された存在か、というとそうでもない。その功績と裏腹に、ある種、アンビバレンツな感情とともに存在しているのがIEという存在だ。

「スイッチ買ったばかりなのに、もう次のハードが出るの?」 任天堂を悩ます次世代機の投入タイミング

決算書といえば投資やビジネス視点で見るイメージがあると思いますが、より一次情報に近い経済ニュースでもあります。「決算書で分かる日本経済」ということで、4回に渡りゲーム企業の決算を取り上げて、日本のゲーム業界の現状と今後について考えていきましょう。

米アマゾン、ドローン配送を年内開始 カリフォルニア州で

[13日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムは13日、カリフォルニア州ロックフォードで年内にドローン(無人機)による配送を開始すると発表した。

同社が米国で一般客向けにドローン配送を行うのはこれが初めて。ウォルマートやUPS、フェデックスなどがこれまでに試験配送や特定の目的に絞ったプログラムを実施している。

UNIXシェルの並列化により最大34倍高速化する「PaSh」、米MITなどが開発 プログラム結果も正確

 米ペンシルベニア大学、米MIT、ポーランドのXIV Staszic High School、米国の研究機関Aarno Labs、米Stevens Institute of Technologyによる研究チームが開発した「Practically Correct, Just-in-Time Shell Script Parallelization」は、UNIXシェルで実行されるプログラムの速度を精度を保証しながら劇的に加速させるシステムだ。

米IT大手、自社優遇禁止法案阻止に巨額広告費

【ワシントン】ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の分析によると、大手ハイテク企業が資金を拠出する複数の業界団体は、これまで少なくとも3640万ドル(約48億8000万円)をつぎ込み、市場で支配的な地位にあるハイテクプラットフォーム運営企業が自社の製品やサービスを優遇することを禁じる法案に反対するテレビやインターネットの広告を展開している。

最軽量の「FMV」 富士通クライアントコンピューティング

富士通クライアントコンピューティング(川崎市)は、13.3型で599グラムと世界最軽量水準のタブレット端末「FMV LOOX(ルークス)」を6月中旬発売。軽量かつ7.2ミリの最薄型を実現しながら頑健さを維持するため、高強度アルミニウムを採用。薄型タッチパネルにも強化処理を施した。想定価格は容量75ギガバイトが18万1280円、同90ギガバイトが21万9780円。

英競争当局、アップルとグーグルのモバイルブラウザ支配を調査へ

[10日 ロイター] - 英競争当局の競争・市場庁(CMA)は、米国のアップルとグーグルによるモバイルブラウザの市場支配を調査すると表明した。アップルについてはアプリストアを通じたクラウドゲームへの制限も調査するという。

また、アルファベット傘下のグーグルに対しては、アプリストアの支払い慣行を巡って強制措置を取るとも表明した。

CMAはモバイル機器の基本ソフト(OS)、アプリストア、ブラウザー(閲覧ソフト)を両社が完全に押さえ、モバイルのエコシステムを「実質的に支配」していると指摘した。

中国スマホがロシア市場で台頭、サムスンやアップルのシェア奪う

[9日 ロイター] - 5月のロシアでのスマートフォン販売台数シェアで、中国企業の割合が大幅に増えた。ロイターがロシアの携帯通信最大手、MTSから入手したデータによると、中国企業の小米科技(シャオミ)、Realme(リアルミー)、Honor(オナー)が計42%を占め、前年同月の28%から上昇した。

米アップルや韓国サムスン電子などがロシアでの新製品の販売を停止したのが要因。

日本を襲う欧州・中国の技術革新

中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)など中国の名だたるIT企業が本社を置く中国南部の広東省深圳(しんせん)。南方特有の強い日差しに耐え切れずにタクシーに乗ろうとすると、水色の車両が静かに止まる。電気自動車(EV)だ。

中国メディアによると深圳市内では2万台以上のタクシーが走っている。2018年末までに「基本的に全てのタクシーがEV化を実現した」という。
中国の都市部では、EVはもはや珍しくない。大手IT企業で働く20代の男性は「EVは新しく高級なイメージがある。周囲でも購入する人は多い」と話す。かつてのような外国製自動車への憧れは薄れた。「世界の工場」として海外の資本と技術を取り込んだ中国車は、品質面でも自国民の信頼を確保しつつある。


りゅうぐう地下物質も採取 検出アミノ酸は23種類―はやぶさ2成果論文・JAXAなど

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」から持ち帰った砂や石について、JAXAや岡山大などの研究チームは、りゅうぐうの地下物質が含まれていたほか、たんぱく質の材料となるアミノ酸計23種が検出されたとする解析結果を発表した。論文が10日、日本学士院紀要に掲載された。

なぜ九州新幹線は東京へ行かないのか あれば便利そうな直通便

 東海道・山陽新幹線の速達列車「のぞみ」は、東京~博多間1069.1kmを約5時間で結んでいます。新幹線の線路は博多駅から先も鹿児島中央駅までつながっていますが、東京駅からの列車はすべて博多駅止まりとなり、逆に九州新幹線と山陽新幹線を直通する「みずほ」「さくら」は新大阪駅までしか運転されません。

自動運転車開発、新段階へ 安全性の実証カギ

ホンダが自動運転技術「レベル4」の車両による実証実験を東京都内の公道で行うことで、自動運転車の開発競争は新たな段階に入る。自動車大手で都内の公道での本格的な実験計画が明らかになるのは初めて。自動運転車の安全性への懸念を払拭(ふっしょく)できるかが課題となる。

露、宇宙で秋波も…中国とすれ違いの事情

「宇宙強国」建設を掲げる中国の習近平政権が、独自の宇宙ステーション「天宮」の年内完成に向けて順調に歩みを進めている。そこで注目されるのが、ウクライナ侵攻で米欧との関係を極度に悪化させたロシアの動きだ。ロシアは既存の国際宇宙ステーション(ISS)から離脱し、中国と協力を深める方針を強く示唆。しかし、中国には宇宙分野でロシアと距離を置きたい本音があるようだ。


EU、スマホ充電端子「USBタイプC」統一で大筋合意…アップルを事実上排除「消費者の便益に」

【ロンドン=池田晋一】欧州連合(EU)は7日、域内で販売されるスマートフォンなどの電子機器の充電端子について、規格を「USBタイプC」に統一することで大筋合意した。消費者は便利になり、充電機器の買い替えを抑えて廃棄物を減らす狙いだ。

太陽光の10億倍、ナノレベルで物質を解析 次世代放射光施設を公開

特殊な光を当てて物質をナノレベル(100万分の1ミリ単位)で解析することができる次世代放射光施設(仙台市青葉区の東北大学青葉山新キャンパス)が6日、報道陣に公開された。医療や産業分野の研究などに加え、「米の食感」の分析など、企業の製品開発での活用も期待される。

アップル、新型半導体搭載MacBookや次世代CarPlay発表

アップルは、最新のノートパソコン「MacBook Air」に自社製新型プロセッサの「M2」を搭載するよう再設計したと明らかにした。従来の「M1」に比べ処理速度が35%向上する。パソコンの重量は1.2キログラムで、より高性能のカメラも装備。最低価格は1199ドルからとなる。「M2」は13インチ画面の「MacBook Pro」にも搭載され、こちらは来月から最低価格1299ドルで販売される。

小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰った砂から20種以上のアミノ酸

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰った小惑星「リュウグウ」の砂から、アミノ酸が20種類以上見つかったことが関係者への取材でわかった。アミノ酸はたんぱく質の材料。生命のもととなる物質が宇宙由来である可能性を後押しする結果となりそうだ。

リュウグウの砂が入ったはやぶさ2のカプセルが豪州に帰還したのは2020年12月。内部には約5・4グラムの砂や石が入っていた。JAXAの研究チームは昨年6月、世界各国の研究機関に砂を配り、本格的な分析を始めると発表していた。初期分析の段階で、すでに炭素や窒素といった有機物を構成する物質が含まれていることは分かっており、たんぱく質の材料になるアミノ酸があるかどうかが注目されていた。

自民、初のメタバース演説会 河野太郎氏ら登壇

自民党青年局は5日、インターネット上の仮想空間「メタバース」で演説会を開いた。同党初の取り組みで、河野太郎広報本部長や牧島かれんデジタル相らがアバター(分身)となって登壇。仮想の会場に集まった約1000人の「聴衆」に向けて演説した。

河野氏らは、東京都品川区の配信スタジオに入り、仮想現実(VR)用ゴーグルやコントローラーを装着して演説会に臨んだ。河野氏は終了後、記者団に「面白かった。全国から集まってもらえるので、参院選比例代表(の活動)などには一番いいのではないか」と語った。

中国が有人宇宙船発射 宇宙ステーション年内完成へ

【北京=三塚聖平】中国は5日午前、有人宇宙船「神舟(しんしゅう)14号」を打ち上げた。中国が独自に建設中の宇宙ステーションに飛行士3人が乗り移り、約半年間滞在する。中国は年内に宇宙ステーションを完成させる計画で、今秋の共産党大会で習近平総書記(国家主席)が3期目入りを目指す中、習氏が掲げた「宇宙強国」をアピールする狙いがあるとみられる。
神舟14号は、中国北西部の酒泉衛星発射センターから5日午前10時45分(日本時間同11時45分)ごろ、国産の運搬ロケット「長征2号F遥14」に搭載して発射した。中国国営中央テレビが伝えた。男性2人、女性1人の飛行士が搭乗。3人はいずれも中国人民解放軍所属で、共産党員だと中国メディアが伝えている。

「空の産業革命を」ドローンで高齢者の買い物支援 空飛ぶホバーバイク開発企業が実証実験へ 北杜市と協定

空飛ぶホバーバイクを開発した企業が、山梨県北杜市で新たな実証実験を行います。

過疎地で買い物に苦労する高齢者を小型無人機=ドローンで支援するための空路配送のルート確立を目指します。

プロ野球日本ハムの新庄剛志BIGBOSSが、今年の本拠地開幕戦のセレモニーで自ら操縦した空飛ぶホバーバイク。

韓国産仮想通貨が大暴落 規制・投資家保護で国際的議論も

韓国発の暗号資産(仮想通貨)で時価総額400億ドル(約5兆円)規模の「ルナ」と「テラUSD」が5月初旬、1週間あまりでほぼ価値を失い、仮想通貨市場に衝撃を与えた。価格変動が激しい仮想通貨の中でも、テラは価値が安定するように設計された「ステーブルコイン」の一種とされていたため、他の主要な仮想通貨も一時下落するなど影響が広がった。

テラUSDは米ドルに連動し1テラ=1ドルとなるよう設計された「アルゴリズム型ステーブルコイン」で、韓国人のクォン・ドヒョン氏が考案し韓国産仮想通貨と呼ばれている。テラを発行するには姉妹コインのルナが必要で、市場のテラの供給量を調整する仕組みで2020年の取引開始以降、ほぼ1テラ=1ドルの価格を維持してきた。

ごみのポイ捨て、見つけたらLINE投稿 「見える化」で環境対策

ごみがポイ捨てされている場所がいつでも地図上で分かるユニークなアプリを、京都府亀岡市がソフトバンクと連携して作った。ごみの「見える化」だ。スマートフォンでたいていのことが分かる時代とはいえ、一体どんなニーズがあるのか。

 通称「ごみ投稿アプリ」。「LINE」で市役所の公式アカウントと「友だち」登録すると、LINE上で使えるようになる。正確にはアプリではなく、LINEに機能を追加した独自サービスだ。4月下旬に導入した。

米ブロックの「スクエア」決済、iPhone新機能と統合へ

[2日 ロイター] - 米フィンテック企業ブロックは2日、「スクエア」決済をアップルのiPhone(アイフォーン)の新しい「タップ・トゥー・ペイ」機能と統合し、年内にサービスを開始すると発表した。

タップ・トゥー・ペイはiPhoneをタップするだけで直接クレジットカード決済などの支払いを可能にする新サービス。

ブロックによると、小売業者はハードウエアを追加する必要なしに、iPhoneとスクエアのPOS(販売時点情報管理)アプリだけで対面での非接触型決済を受けられるようになる。

「星取県」を猛アピール 鳥取砂丘にサウナ付き「ムーンパーク」計画

 宇宙を感じながらキャンプし、コスモサウナでととのう――。そんな夢が鳥取砂丘(鳥取市)で実現できるかもしれない。

 鳥取県と市が鳥取砂丘西側エリアで公募していたキャンプ施設の事業者として、宇宙をテーマにした事業者グループ「鳥取砂丘ムーンパーク」が優先交渉権者に決まった。地元企業のほか、デジタル技術や宇宙有人基地開発など多彩な研究を手がける企業が集い、さまざまな仕掛けを予定する。順調に進めば今夏に基本協定を結び、来春開業する。

ロボット掃除機ルンバのiRobot、スマートホーム向け新OS「iRobot OS」発表

米iRobotは5月31日(現地時間)、Genius Home Intelligenceプラットフォーム(2020年リリース)を進化させた「iRobot OS」を発表した。ロボット掃除機などスマートホーム機器の競争が激化する中、ソフトウェアで競合との差別化を図る。
iRobotのロボット掃除機の最新モデル「Roomba j7/j7+(ルンバ j7/j7+)」は、PrecisionVisionナビゲーションを搭載し、AIを利用して、細い家具の脚やペットの排泄物といった目の前にある障害物を認識して対処する。ユーザーがデータを共有することで、世界中のユーザーから提供された障害物認識のデータがクラウドに構築され、それによってRoombaの障害物対処能力が向上している。

プレステのゲームで人とAIが対戦 ソニーの人工知能がめざす可能性

家庭用ゲーム機「プレイステーション4」のゲームが今春、権威ある科学誌ネイチャーの表紙を飾った。自動車ゲーム「グランツーリスモSPORT(GTS)」で、人工知能(AI)と人間のトップ級プレーヤーが対戦した結果が、報告されたからだ。

 このゲームの特徴は、実在する車やコースに加え、タイヤの摩擦や空気抵抗までコンピューターの計算で再現されていることだ。対戦相手の位置など、リアルタイムで変化する状況に応じた瞬時の判断も求められる。AIは囲碁や将棋では人間を破っていたが、GTSは異なるゲームのため注目を集めた。

ダウンロード数16万以上!「ドローンフライトナビ」開発者×ドローン申請マニア行政書士による、オンライン トークイベント開催

ドローンの関連許認可申請とソリューション開発を専門とするバウンダリ行政書士法人(本社:宮城県、代表行政書士:佐々木 慎太郎)は、ドローン飛行地図アプリ「ドローンフライトナビ」のリリース5周年を記念して、開発者・石村圭史氏をゲストに迎えたオンライン・トークイベントを2022年6月26日(日)に開催いたします。

国内でドローン(無人航空機)を自由に飛ばせる場所は限られています。しかし、飛行が禁止されるエリアであっても、飛行許可申請を取得することでドローンを飛行させることが可能となります。また、飛行が禁止されている主なエリアのひとつ人口集中地区(DID地区)が、2022年6月25日から令和2年国勢調査の人口集中地区データに変更されます。

バナナが服に? 廃棄減らし資源活用…「環境への負荷軽減」へ “伝統の技”で洋服に新たな価値も

東京・港区にある繊維会社では、これまで大量に廃棄されてきたバナナの茎から、糸を作ることに成功しました。“要らなくなったもの”を生かす取り組みは、アパレルブランドの「H&M」でも行われていて、不要な衣類などを回収し再利用しています。ファッションから、環境への負荷の軽減を進める企業を取材しました。
東京・港区にある、繊維を扱う会社「MNインターファッション株式会社」には、注目されている製品があります。

MNインターファッション・企画開発部・商品開発課 笠井克己さん
「こちら、すべてバナナの茎の繊維を使った製品になります」

郵便受けに2000円の開閉センサーを取り付けて、郵便物が届いたらスマホ通知くるようにしてみた

「ワクチン接種券がそろそろ届いてるはずなんだが」と郵便受けを何度も見に行ったせっかち人間は私です。何かが届いたらスマホ通知くる仕組みを自作できないか、試してみました。

最近はメルカリやAmazonの小サイズの商品が郵便受けに投函されることが増えました。

「そろそろ届く頃なんだけど」
「もう配達されたかしら?」

と、一日何回も郵便受けを確認しに行っちゃう人も多いのでは。

「自衛隊に中国系メーカーのPCが配られて唖然」「LINEの情報もダダ漏れ」“ファーウェイ排除”を進めない日本の超危険

 中国への情報漏えいを恐れて、本格的な「ファーウェイ排除」を進めるのがアメリカだ。2018年から同盟国に対し、5G通信機器などでファーウェイ製品の排除を要請している。ところが、この問題に対して日本はいまだに明確な対策を打てていない。

 危機意識の低いこの国はどうなってしまうのか? 国際ジャーナリストの山田敏弘氏による新刊『プーチンと習近平 独裁者のサイバー戦争』より一部抜粋してお届けする。(全3回の3回目/#1、#2を読む)

がん細胞を切らずに殺す 次世代の重粒子線治療へ「イオン源」改良

 量子科学技術研究開発機構(QST、千葉市)は23日、がん重粒子線治療の次世代装置の重要なパーツとなる「マルチイオン源」の開発に成功したと、住友重機械工業と共同で発表した。がんの悪性度に応じ、複数の粒子を組み合わせて使うことができる。小型化が課題になる中、装置に必要なスペースも従来の5分の1にできたという。

重粒子線治療はがんに対する放射線治療のひとつ。体内のがん細胞をねらって、ごく微小な粒子を光の速度の6~7割ものスピードに加速してぶつける。

教育現場に広がる仮想空間 先生はアバター、バーチャルで得る没入感

ネット上の仮想空間である「メタバース」への関心が強まる中、東海地方でも関連技術を教育に用いる動きが始まっている。国立大学法人東海国立大学機構が運営する名古屋大と岐阜大は、教育の質を高めるために、授業でVR(バーチャルリアリティー=仮想現実)の技術を活用するなど、身近な現実空間に「仮想」が広がりつつある。

世界初!AIスピーカーから宿泊ゲストの要望を受け付けてコールセンターに接続!基本特許「クラウドコールセンター」を取得

宿泊施設向けAIスピーカーのマーケットリーダーであるTradFit株式会社( 本社:東京都千代田区、代表取締役:戸田 良樹、以下「TradFit」)は、AIスピーカーから宿泊ゲストの要望を受け付けて、オペレータによる有人応答へ切り替えるためのQRコードをUIに表示する基本特許技術「クラウドコールセンター」を発表いたします。音声、AI、IoT技術を活用し、宿泊ゲストの旅行体験を向上し、宿泊施設の業務オペレーションのさらなる改善をします。

基本特許技術「クラウドコールセンター」の活用により、独占的に「AIスピーカーから宿泊ゲストの要望を受け付けて、オペレータによる有人応答へ切り替えるためのQRコードをUIに表示すること」が提供できるようになるため、サービスの売上および利益が拡大される見込みです。

保育園児の置き去り、防ぐには IT技術は「自動ブレーキ」になるか

保育中に子どもを見失ってしまい、命に関わるケースが起きています。こうした保育事故を防ぐため、保育士の目だけに頼るのではなく、ITを生かせないかと模索する保育園があります。導入を考えるきっかけの一つが、過去に起こした園児の「置き去り」でした。保育園にとって技術は、車でいうところの「自動ブレーキ」のような存在になるのでしょうか。

楽天、パナソニックHDおよび西友、自動配送ロボット(UGV)を活用した配送サービスをつくば市内で提供開始

楽天グループ株式会社(以下「楽天」)、パナソニック ホールディングス株式会社(以下「パナソニックHD」)、株式会社西友(以下「西友」)およびつくば市は、楽天、パナソニックHD、西友の3社が、自動配送ロボット(UGV:Unmanned Ground Vehicle)の公道走行による配送サービス(以下「本サービス」)を、つくば市内において、2022年5月28日(土)より提供開始することをお知らせします。具体的には、2022年7月30日(土)までの毎週土曜日に、つくば駅周辺の約1,000世帯を対象(注1)に、「西友つくば竹園店」で取り扱う商品を注文から最短30分で配送します。スーパーの商品を、UGVの公道走行により、注文から最短30分で配送するオンデマンド配送の実現は、国内で初となります。

無人試験の新宇宙船帰還 ボーイング、有人飛行へ

米航空宇宙大手ボーイングが開発中の新宇宙船スターライナーが25日、地上と国際宇宙ステーション(ISS)を往復する無人の飛行試験を終えて米西部ニューメキシコ州に着陸、帰還した。今後、有人試験にも成功すれば飛行士の輸送手段として実用化される見通し。

スターライナーは19日に南部フロリダ州を出発し、翌日、ISSへの自動ドッキングに成功した。有人飛行と同様に電源を切って静止状態に入るなど、実際の運用を想定した手順を確認。予定通りISSを離れて地球に向かい、パラシュートで減速した上でエアバッグで衝撃を和らげ、着陸した。

“Z世代”のクルマは内装を自分好みにアレンジ 豊田合成がコンセプト披露

自動車に関する最新技術を集めた「人とくるまのテクノロジー展2022横浜」(パシフィコ横浜で5月25~27日開催)で、豊田合成は内装コンセプト「サステナブルマテリアルカー」を披露している。脱炭素・循環型社会に役立てようと、ゴム・樹脂のリサイクル材や植物由来のバイオ材を活用し、自分の好みで室内空間をアレンジできる。環境への意識が高く、「自分らしさ」を重視するのが特徴とされる若者たち「Z世代」にアピールしたい考えだ。

シートには、丈夫で汚れにくく、撥水(はっすい)性の高いエアバッグ生地の端材を使用。フロアマットには、クルマの窓枠のゴム製品の廃材を活用し、しなやかな素材感で疲労を軽減してくれる。

「雨水ドリンク」販売を計画 梅雨期に採取、味は3種類 福井工大

 雨水の水資源としての活用を研究する福井工業大の笠井利浩教授(サステイナビリティ学)の研究室は、雨水ドリンクの実用化に取り組む。今年の梅雨時期に雨を採取して製造し、初めて販売も計画している。研究に協賛する企業を募っており、金融機関や住宅関連会社など県内外の十数社から申し込みがあるという。

 笠井教授は、地球温暖化の影響で渇水になったり、大地震などの災害で水道施設が使えなくなったりした場合でも、雨水を利用することで、防災力の向上につながる研究に取り組む。

死んだ星を取り巻くガス、X線で照らされて輝く 東大と理研が観測

「星の死骸」とも言われる白色矮星(わいせい)を取り巻くガスをX線と可視光で同時に観測し、高温のガスがX線を放出し、それを浴びた周辺のガスが可視光で光り出すのを確認したと、東京大と理化学研究所のチームが発表した。星やブラックホールなどを取り巻くガスの構造の解明につながると期待される。

 東大修士2年の西野耀平(ようへい)さんらは2020年、はくちょう座にある白色矮星「SS Cyg」を長野県の木曽観測所にある105センチシュミット望遠鏡に取り付けた動画カメラ「トモエゴゼン」と、国際宇宙ステーションに設置された米航空宇宙局(NASA)のX線望遠鏡「NICER」で同時に観測。X線が光った約1秒後に可視光も光り出すのを確認した。

削られる大学教員の研究時間、会議など負担に 政府が対策検討

日本の研究力低下の原因の一つとされるのが、大学教員らの研究時間が減っていることだ。政府は研究に専念できる時間を確保するための方策の検討に乗り出す。6月上旬の閣議決定をめざす科学技術・イノベーション政策の年次戦略「統合イノベーション戦略2022」に盛り込む。

文部科学省の調査によると、大学教員らが職務にあてる時間のうち、研究時間の割合は02年度には46・5%だったのが年々減り、18年度は32・9%と3分の2まで落ち込んだ。市民講座や研修などでの講師役としての参加や、競争的研究費の審査、国の審議会への出席など、研究以外の活動の割合が増えていることが原因だ。

LeoLabsが航空自衛隊の商用宇宙領域監視契約を受注

2022年5月24日付 — LeoLabs, Inc(本社:米国カリフォルニア州メンロパーク市)は、航空自衛隊向けにデータやサービスを提供する契約を受注いたしました。LeoLabsは、世界最先端の低軌道(LEO)マッピングと宇宙状況認識(SSA)の商用プロバイダです。この契約により航空自衛隊は、現存のものとしては最も多岐にわたる、実用的なLEOの情報にアクセスできるようになりました。このデータは全て、LeoLabsのフェイズドアレイレーダーのグローバルネットワークから出力され、低軌道の衛星や宇宙デブリを追跡します。LeoLabsはLEOデータサービスプラットフォームや一連のトレーニングも提供し、航空自衛隊のオペレータが追跡・監視・衝突回避といった多様なデータおよびツールを活用できるようにいたします。

「工場ロボット化」企業連合 立役者はキーエンス出身

ロボットを活用した工場自動化を手掛けるロボットSIer(システムインテグレーター)に新星が現れた。Team Cross FA(チームクロスエフエー、略称TXFA)だ。幹事企業7社などでつくる企業連合で、仮想空間に現場を再現する「デジタルツイン」による生産工程の設計からネットワークや制御システムの構築まで丸ごと請け負う。息づくのは「公益を追求する目的を達成するために最も適した人材と会社を集め、事業を推進させる」という渋沢栄一の合本主義だ。

イオン子会社で東海地方を地盤に食品スーパーを展開するマックスバリュ東海のデリカ長泉工場(静岡県長泉町)。総菜などを製造する4台のロボットが、金属バケットに入ったポテトサラダを取り出し、トレイに次々と盛り付けていく。

クアッド4か国、5Gやバイオ技術で官民連携へ…「軍民融合」の中国に対抗

東京で24日に開かれる日米とオーストラリア、インドの枠組み「クアッド」の首脳会談でまとめる共同声明のうち、先端技術分野の原案が判明した。高速・大容量通信規格「5G」やバイオ技術を巡る4か国の官民対話を設立する。中国に依存しない半導体などのサプライチェーン(供給網)構築を主導するための4か国の共通原則も策定する。

対面での同首脳会談は昨年9月に米ワシントンで開かれて以来、2回目。軍事同盟色を嫌うインドに配慮し、米国が中国との覇権争いを展開する経済や先端技術分野を中心に、4か国の協力を打ち出す構えだ。

AIで膵臓がん早期発見へ 富士通、22年度中に実用化

富士通と総合南東北病院(福島県郡山市)などは、CTの画像から膵臓がんを検出する人工知能(AI)技術の共同研究を始めた。一般的な人間ドックで見つけられるよう、造影剤を使わない画像も対象とする。2022年度中に実用化し、早期発見によって救命できる患者を増やす。

総合南東北病院が約300件の匿名化されたCT画像を提供し、富士通のAIにがんの部位の特徴を学習させる。AIは画像のパターンを分析し、造影剤を使用しているかどうかにかかわらず、疑いのある部位を医師に示す。

造影剤を使わないCTは人間ドックなどで幅広く実施されており、基礎疾患のある人の負担は少ない。ただ膵臓が鮮明に見えにくく、がんを人間が特定することは難しい。AI検出技術が実用化されれば、膵臓がんを日常的な検査によって発見できる機会が増えることになる。

「変なホテル東京 浅草橋」開業4周年記念 ロボットが船頭・ガイドをつとめる“屋形船貸し切りプラン”発売

H.I.S.ホテルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、以下HIS.H.H.)が運営する「変なホテル東京 浅草橋」が2022年7月13日(水)で開業4周年を迎えるにあたり、コミュニケーションロボット“ロボホン”が船頭・観光ガイド役をつとめる“屋形船貸し切りプラン”を発売いたします。
変なホテル」のポリシーである“変わり続けることを約束するホテル”として、「変なホテル東京 浅草橋」は様々な先進技術を取り入れております。フロントでは人型ロボットがチェックインをお手伝い、ロビーではコミュニケーションロボット“ロボホン”15体によるダンスや歌のパフォーマンスでお客様をお出迎えしております。客室には衣類のウイルス・しわ・ニオイを除去するクリーニングマシン“LGスタイラー”を導入、お貸出しグッズとしてゲームやビデオコンテンツを楽しめるVR機器や、14個のエアバックを搭載したフットマッサージ機などをご用意しております。「変なホテル東京 浅草橋」は2022年7月13日(水)で開業4周年を迎えるにあたり、日頃のご愛顧に感謝して、“ロボホン”を船頭・観光ガイド役とした、「変なホテル東京 浅草橋」ご宿泊のお客様だけで屋形船を貸し切りする特別プランを発売いたします。

AppleWatch用防水ケース「BARI GUARD 3」に新色ホワイト登場!!

よりApple製品のイメージに合い、それでいて美しい。
BARI GUARD 3の特徴である「高級感」を損なわぬよう、マット加工の施されたデザインです。
白のスポーツバンドと組み合わせて純白のAppleWatchから、フォーマルなステンレスバンドまでスタイルやジャンルを選ばないファッショナブルケースです。
新色の販売は5月23日から。

ボーイング新型宇宙船、再びリフトオフ…ISSに向け無人飛行試験

【ワシントン=冨山優介】米ボーイング社の新型宇宙船「スターライナー」が19日午後6時55分頃(日本時間20日午前7時55分頃)、フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍施設から、アトラス5ロケットで打ち上げられた。今回は無人の飛行試験で、約1日かけて国際宇宙ステーション(ISS)に到着し、機体の性能試験などを行った後、米西部の砂漠地帯へ帰還する予定だ。

スターライナーは2019年12月にも無人で打ち上げられたが、エンジンが正常に噴射せず、ISSに接続できなかった。米航空宇宙局(NASA)は2回目の打ち上げとなる今回の結果を踏まえ、有人飛行試験の日程などを決定する。

GeForce NOWでモバイル向け『フォートナイト』が遂に正式対応、GeForce NOW メンバー全員がタッチ操作でプレイ可能に

モバイル デバイスのタッチ操作でプレイ可能な『フォートナイト』がGeForce NOWに正式に対応しました。GeForce NOWの全メンバーが、 iOS の Safari ウェブブラウザ(https://play.geforcenow.com/ )および GeForce NOW Android アプリ( https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nvidia.geforcenow )でのストリーミングを通じてプレイすることができます。

本ゲームのベータ版は、50 万人以上のGeForce NOWメンバーが 400 万回以上のセッションを数百種類のデバイスにストリーミングし、大成功を収めました。

ベータ版を通じて多くのことを試し、学びを得ることができました。この機会を通じてスクリーンタッチの操作とゲームメニューを最適化することができ、直感的なゲームプレイも可能になりました。結果として、ゲーマーが楽しめるタッチ体験をお届けできるようになりました。

使い捨てないテイクアウトカップ「CIRCLE CUP」のWebサイトがリニューアル

テイクアウトカップのリユースサービス「CIRCLE CUP」を運営する合同会社ブルドーザー(所在地:東京都渋谷区)は、CIRCLE CUPのWebサイト( https://www.circle-cup.com/ )に新コンテンツと検索機能を加え、より使いやすいサイトへと全面リニューアルしました。

CIRCLE CUPは、テイクアウトカップのリユースサービスとして昨年7月のサービス開始以来、多くの方にご利用いただきました。現在、CIRCLE CUPを提供する飲食店(以下、「CIRCLE CUPパートナー」)は、東京都と山口県の2都県に広がっています。

この度のリニューアルでは、飲食器のリユースサービスに馴染みがない方にも興味を持っていただけるよう、使い捨てカップの現状や、使い捨てカップを削減するメリットを数値を用いてわかりやすく示した「Sustainability」ページを追加しました。また、CIRCLE CUPパートナーを都道府県から検索できる機能を追加し、利用者の利便性を向上しました。

腕に貼った電子パッチで「酒の飲みすぎ」「筋肉疲労」「血糖値」などを監視 測定結果はスマホで確認

 米カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが開発した「An integrated wearable microneedle array for the continuous monitoring of multiple biomarkers in interstitial fluid」は、血糖値やアルコールの摂取量、運動中の筋肉疲労の記録などを計測できる腕に貼るウェアラブル小型デバイスだ。グルコースやアルコール、乳酸といった複数の値をリアルタイムで同時に連続監視できる。
 このウェアラブルデバイスは、電子機器のケースに接続したマイクロニードルパッチで構成する。シールのように上腕に貼り付けることで、マイクロニードルが皮膚を少し貫通し固定する。髪の毛の5分の1ほどの太さのマイクロニードルなため、刺しても痛みを感じない。

 電子ケースには、バッテリーと電子センサー、無線送信機などの電子部品を収納する。マイクロニードル部分は使い捨てで、電子ケースから取り外し、簡単に交換が可能だ。充電は、スマートフォンやスマートウォッチに使用されている市販のワイヤレス充電パッドで行える。

サスティナブルアルコール飲料『upcycle(アップサイクル)』プロジェクト始動

Boulanferme(本社:神奈川県海⽼名市 以下ブーランフェルメ)は、自社の製造工程でロスとなるパンの耳をサスティナブルアルコール飲料『upcycle(アップサイクル)』として6⽉にウェブサイトで販売開始します。
 フードロス問題は世界が抱える大きな課題の一つとなっています。一人ひとりの努力や意識改革が必要であると同時に、それだけで済ますことが出来ない部分もあります。そこでフードロス問題に取り組む一環として、変化を継続させる為には、捨てるものに新たな価値を生み出す仕組みが必要と考えました。
これまでブーランフェルメは生産ロスをはじめ、サンドイッチ用として作られた不要なパンの⽿を飼料として近隣農家に無償提供してました。しかし「大切につくったパンを有効に活用したい」、「ベーカリーが取り組むサスティナビリティとして出来ることはないか」と試行錯誤した結果、複数のクラフトビールメーカーと協同して「パンの⽿でビールを作るプロジェクト」を事業としてスタートしました。

わずか一週間で400人以上の支援者 睡眠の質を高めるイヤホン 1MORE "ComfoBuds Mini" 通称:寝ホンの商品紹介を電撃オンラインにて掲載中

現在クラウドファンディングサイトCAMPFIREで大人気の1MORE "ComfoBuds Mini"がゲーム・ガジェット系webサイト電撃オンラインに掲載されました。イヤホン業界では珍しい睡眠時用イヤホンとして注目されています。
現在、CAMPFIREにて人気ランキング上位のクラウドファンディング商品である1MOREの"ComfoBuds Mini"がゲーム・ガジェット系webサイト電撃オンラインに掲載されました。

ドラッグアンドドロップでサイト管理を自由自在に】Webサイトの管理はDeepLog(※2022年5月10日リリース)

あれやこれやとWebサイトが多すぎます。
情報が多すぎるとマルチタスクによって
脳の処理が追いつかなくなることもあります。

スタンフォード大学の研究成果では
重度のマルチタスク作業者はパフォーマンスが低下することが示唆されています。

​スタンフォードの研究者であるClifford Nass氏、Anthony Wagner氏、Eyal Ophir氏は262名の学生を対象に彼らのメディア消費の習慣について調査しました。もっとも多くマルチタスク作業を行っていた19名と、マルチタスク作業が最も少なかった22名が、2種類のコンピュータベースのテストを行いました。なお、それぞれは1つだけのタスクに集中する形です。

オンラインレッスン予約システム「WTE」が「IT導入補助金2022」の対象ツールとして登録

株式会社ライトアップ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:白石崇、以下ライトアップ)のオンラインレッスン予約パッケージシステム「WTE(ワールドトークエンジン)」が、『IT導入補助金2022 デジタル化基盤導入類型』の対象ツールになったことをお知らせ致します。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも対面レッスン事業や店舗ビジネスの生産性向上に取り組む中小企業・小規模事業者等に対して、弊社はオンラインレッスン事業の体制構築支援に尽力しております。
経済産業省監督のもと、一般社団法人サービスデザイン推進協議会より、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けつつも生産性向上に取り組む中小企業・小規模事業者等を支援するとともに、インボイス制度への対応も見据えつつ、企業間取引のデジタル化を強力に推進することを目的としてIT導入補助金2022を行う情報が開示されました。

Chrome以外のブラウザ使ってみたいなという人に… オススメ6選

ウェブブラウザ、何使ってますか?

まぁ、半数以上の人は赤青緑黄色がグルっとなったアレだと思いますけれど。シンプルで、スピーディで、Google(グーグル)サービスとの連携が(当たり前だけど)強固で、拡張子もたくさんあるChromeが、世界のブラウザシェアトップですからね。ですが、他にもウェブブラウザはいろいろあります。便利さよりもプライバシーを重視する人の中には「Chromeはなぁ…」と思っている人もいるはず。バッテリーやメモリを喰うからとChromeを避けている人もいるでしょう。では、ブラウザ王者のChrome以外を使おうと思ったらオススメは何があるの? そんなニーズにマッチした6種類のブラウザをピックアップしてみました。

楽天ペイ、Edyなどの障害復旧 一時複数のサービス使えず

楽天グループのスマートフォン決済「楽天ペイ」、電子マネーサービス「楽天Edy」などで14日朝から発生していた障害は同日午前、復旧した。同社が原因を調べている。

Edyの障害は14日午前7時14分ごろに発生。同9時48分ごろまでポイントチャージやマイページ、利用履歴など複数のサービスが利用できない状況が続いたという。

海水を飲み水に変える「極細チューブ」 東京大学が開発

東京大学の研究チームが、塩分は通さず水だけを高速で通す、極細チューブを開発した。こげつかないフライパンのように、フッ素で内側が覆われているのが特徴だ。海水を淡水化し、飲み水などに変える次世代の水処理技術に役立つ可能性がある。13日付の米科学誌サイエンスに発表した。

東大の相田卓三教授や伊藤喜光准教授らはまず、フッ素を含む有機化合物で、小さなリング状の分子を合成した。このリングをいくつも重ねることで、内側の穴の直径が0・9ナノメートル(ナノは10億分の1)という極細のチューブを作った。

「翻訳できるARスマートグラス」 Googleがプロトタイプを披露

米Googleは5月11日(現地時間)、同社の大型カンファレンス「Google I/O 2022」において、リアルタイム翻訳に対応したスマートグラスの試作機を公開した。詳細な仕様などは不明だが、視覚で翻訳結果を確認できるとしている。
試作機のテストは動画で公開され、中国語を話す母親と英語を話す娘がお互いにコミュニケーションを取る様子などが収められている。デモ機にスクリーンが搭載されているか動画からは確認できないが、イメージ映像ではグラス内で相手の話す言葉がリアルタイムに翻訳されていく様子が分かる。

Google マップはまた一歩先へ! 新機能「イマーシブビュー」は東京も対応ぽい #GoogleIO2022

ストリートビュー超えてきやがったぜ。

Google I/O 2022で発表されたGoogle マップの新しい機能「イマーシブビュー」。今までにもGoogle マップでは、その場に行かなくても道や街並みを知るための便利なツールとして「ストリートビュー」を提供してきましたが、このストリートビューと航空写真を組み合わせて「イマーシブビュー」と呼ばれる、より世界に没入できるデジタルモデルを制作。

……って言ってもよくわかんないところではありますが、この写真を見てください。

こうやって「ストリートビュー」と航空写真を組み合わせて……。

ASIMOの誕生から引退まで 日米の人型ロボットの歩み

2022年3月31日にHondaが開発した人型ロボット「ASIMO」が引退した。ASIMOは2000年に初期モデルが登場した。人間さながらに二足歩行する様子は大きな話題になり、二足歩行ロボットのアイコン的な存在として、日本のロボット開発史の新たなるステージを切り拓いた。

その一方で、ほぼ同時期の4月初頭にTeslaは開発中の人型ロボット「Tesla Bot」の最新動画を公開した。その様子は、自然すぎてロボットだと思えないほどだ。全身タイツを着た人間が歩いているだけにしか見えない。

スマホにマイナカード機能搭載、課題は何か?

2022年度中に、スマートフォンにマイナンバーカードの機能を内蔵することを目指し、総務省らが活動を続けている。まずはAndroidスマートフォンから搭載し、iPhoneについては最速でもその1年後以降となる見込みだ。
ではマイナンバーカード機能の搭載における現状の課題はなにか。
総務省では20年から「マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載等に関する検討会」を開催しており、この4月15日には第2次取りまとめを公表した。その中では、今年度中にもAndroidスマートフォンへのマイナンバーカード機能の内蔵を目指すことが示されている。

Amazonでahamoなど3キャリア格安プラン取扱開始

アマゾンジャパンは、Amazon.co.jpにて、携帯電話の3キャリアが提供するオンライン専用の格安プランの取り扱いを開始した。

NTTドコモの「ahamo」、ソフトバンクの「LINEMO」、KDDIの「povo2.0」を、Amazon経由で申し込める。ahamoとLINEMOは各サービスのWebサイトに遷移して申し込む形。povo2.0はエントリーコードのダウンロード販売となる。

デスク最適化計画~ノートPCデスクトップ化の手順とおすすめ機材16選

ノートPCを閉じたまま、デスクトップ化して使用できることを知っていますか?

大きな画面で作業できるので、仕事効率が向上。さらに、猫背にならずにPCを使えるため、自然と姿勢が改善され、疲れにくくなります。

そのうえなんと! 仕事後には大画面での映画鑑賞まで待っています。

いいことづくめの「ノートPCデスクトップ化」。実践するための手順とおすすめ機材をご紹介します。ノートPCをデスクトップ化し、より快適な作業環境を構築するために揃える必要があるのは、いくつかのハードウェアのみ。

基本的なアイテムさえ用意してしまえば、外ではノートPCとして、家ではデスクトップPCとして扱えるようになります。

スティーブ・ジョブズが唯一「iPhoneの電源を切った場所」

故スティーブ・ジョブズの秘書を務めていたNaz Beheshti氏の著書には、Apple元CEOの興味深いエピソードの数々がつづられています。

その1つによれば、ジョブズはほとんどiPhoneの電源を切ることがなかったのだとか。

いえ、それ自体はさほど不思議ではありません。とりわけ大企業のトップともなれば、常につかまる状態でいなければならないと思うのは自然なことでしょう。

しかしそのような状態は、たくさんのエネルギーを奪います。スマホのバッテリーからも、人の気力からも。

iPhone14 ProのみA16搭載も、iPhone15はA17を全モデル搭載か

iPhone14シリーズではiPhone14 ProとiPhone14 Pro MaxだけがA16を搭載し、iPhone14とiPhone14 MaxにはiPhone13 Proシリーズが搭載している5コアGPUのA15 Bionicを採用すると噂されています。

MyDriversは、こうしたProモデルとベースモデルで世代の異なるチップを搭載するのはiPhone14シリーズのみで、iPhone15シリーズでは全てのモデルがA17を搭載すると予想しています。

培養シーフードに分子コーヒー、ヒヨコを殺さない卵も! 目から鱗の最新フードテック。

私たち人間の営みが引き起こした気候危機は、重く受け止めるべき事実だ。だが、悲観してばかりもいられない。難題とも言えるさまざまな問題を最先端テクノロジーで解決するべく、世界では新たなフードイノベーションが生まれている。その最先端をレポートする。
畜産業が環境に与える影響や人口増加に伴うタンパク質不足が懸念されるなか、肉の細胞を培養して作る「培養肉」に期待がかかっている。早くから研究が進んでいた牛肉に加え、近年は鶏肉や豚肉、さらに(肉ではないが)フォアグラを再現する試みまで、その種類も増えた。

そんな中「培養シーフード」を開発する企業も登場している。そのひとつであるアメリカの「BlueNalu」は、2019年にブリの細胞を培養して切り身を作ることに成功した。現在はマヒマヒやタイなどの開発にも注力しており、日本の大手寿司チェーンとの提携も発表した。魚介類の需要の増加に加え、乱獲や気候変動による魚不足が心配されるなか、新たな選択肢として期待されている。

海水を飲水に変える! MITが開発した「フィルターいらずの携帯型淡水化装置」

水の確保が難しい地域では、海水を飲料水に変える「淡水化装置」が重宝されます。

特に、どこでも利用できる携帯型の淡水化装置は、離島や船で大いに役立つでしょう。

しかし、従来の装置は何度もフィルターを交換しなければならず、不便でした。

そこでアメリカ・マサチューセッツ工科大学(MIT)の電子工学者ジョンヨン・ハン氏ら研究チームは、フィルターいらずの携帯型淡水化装置を開発しました。

ボタン1つで簡単に海水から飲み水を作り出せるのです。

研究の詳細は、2022年4月14日付の科学誌『Environmental Science and Technology』に掲載されています。

厄介者のクラゲ、水中ロボットが吸い込み粉砕

 広島工業大や東京大などの研究チームが、漁業に大きな影響を及ぼすクラゲの大量発生に備え、クラゲを駆除する水中ロボットの開発を進めている。海中へ投入すると、人間が操作しなくても自動的にクラゲを探して捕捉・粉砕する設計。2024年度に瀬戸内海などで実証実験を計画しており、実用化によって漁業被害の軽減を目指す。
日本近海ではエチゼンクラゲやミズクラゲがしばしば大量発生し、漁業への影響が問題視されている。漁網を重みで破ったり、一緒に水揚げされる魚を傷つけたりして、被害額は年約100億円に上ることもあるとされる。

「空飛ぶクルマ」で会場へ 大阪・関西万博に本格導入

 政府は、2025年大阪・関西万博で人を乗せて移動する「空飛ぶクルマ」を本格的に導入する方針だ。

 関西空港や神戸空港などと、万博会場となる大阪市の人工島「夢洲(ゆめしま)」をつなぎ、来場客を輸送する構想。多くの人に瀬戸内海や都市部の景色を楽しんでもらい、万博後に全国各地で普及させることを目指している。

 空飛ぶクルマに明確な定義はなく、ヘリコプターとドローン(小型無人機)の中間のような乗り物を指す。電動で垂直に離着陸することが特徴で、日本や欧米を中心に2~5人程度が乗れる機体の開発が進んでいる。導入初期はパイロットが操縦し、運賃はヘリよりも安価となる見込みだ。

 政府は空飛ぶクルマの普及に向けて18年に官民協議会を設置し、機体の安全基準や操縦者の技能証明などを検討中。万博に関しては、ANAホールディングスや日本航空が運航に参画する意向を示している。空港に加え、大阪市街地や湾岸部と会場を結んだり、遊覧飛行を実施したりする案も浮上している。

 夢洲では、万博会場の西側に空飛ぶクルマ専用のポートを設置し、1時間に20回程度の離着陸に対応できるようにする計画。会場内にも機体を展示し、多くの来場客に親しんでもらうことで、万博後の導入拡大につなげたい考えだ。

 経済産業省の幹部は「観光だけでなく、患者の救急搬送、離島・山岳地域への荷物輸送といった幅広い分野で活用していきたい」と意欲を示している。

「iPhone SE(第3世代)」が“実質1円”で販売中 なぜここまでiPhoneが優遇されるのか?

 3月18日に発売された最新の「iPhone SE(第3世代)」が、早速「実質1円」で販売されています。

 iPhone SE(第3世代)64GBモデルのキャリアでの販売価格はドコモが6万5230円(税込み、以下同)、auが6万5335円、ソフトバンクが6万7680円。これらの価格はApple Storeの販売価格である5万7800円より高いものの、多くの店舗ではそこに1万円ほどの割引を独自に加え、さらに2年後の返却を想定した購入プログラムを適応することで、毎月1円で利用できる「実質24円」という形態で販売しています。

 あるソフトバンクショップでは6万7680円のiPhone SE(第3世代、64GB) に1万1832円の独自割引と2万1984円のMNP限定割引を適用し、残価の3万3864円を1~24カ月目は毎月1円、25~48カ月目は1410円/月に分割。さらに、25カ月目にソフトバンクが端末を回収することで、25カ月目以降の支払いを免除する「新トクするサポート」を利用することで、実質24円で利用できるという売り方をしています。

 あるauショップでは6万5335円のiPhone SE(第3世代、64GB)に1万2614円の独自割引と2万2000円の限定割引を適用し、スマホトクするプログラムを適用すると、3万720円の支払いが免除されます。これによって割引総額が6万5334円になり、実質1円で運用可能になります。

Windows 11は結局何が良くて何が微妙なのか?OSの出来やゲーム性能などを三者三様に分析

 2021年10月5日にリリースされてから約半年。Windows 11への市場の評価が、そろそろ見えてきた。本稿では、PC Watchのライター陣によるWindows 11への現時点での評価をお伝えする。OSに対する評価は、環境や使い方次第で変化するため、人それぞれ、満足する点もあれば、気になる点もあるのは当然と言える。

 とは言え、今回、スタートボタンの位置変更や右クリックの動作の変更など、日常的な操作に関わる部分に大幅なUI(ユーザーインターフェース)の変更があったにしては、過去のバージョンに比べて新UIに対する拒否感は少ないように見える。

 厳しい評価が多かったWindows 8の時代など、かつては、PCが生活の中のデジタルインターフェイスの中心だったが、今やその座はスマホへと取って代わり、ユーザーが触れるUIもOSというよりもアプリが主導的な立場へと変わった。身の回りに存在するUIが多様化した結果、我々は知らず知らずのうちにOSの変化に寛容(鈍感)になったのかもしれない。

 むしろ、セキュリティやストア、ゲーミングなどのWindows 11の新しい取り組みへの評価が高い点は注目だ。歴代のWindowsの中でも中身が高く評価されているOSと言えるだろう。

 ここでは、これまでのWindows 11の経緯をおさらいしつつ、Windows 11の良い点、悪い点をそれぞれの視点から語ってもらった。

プーチン激怒!ヤマダ電機で買える「ドローン」がロシア軍を敗北へと追い込んでいる。その名は「カミカゼ」

予想に反した「善戦」の理由
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 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから3月24日で1ヵ月が経った。ロシア軍は首都キエフや東部マリウポリなどで攻勢を強めているが、ウクライナ側も激しく抵抗を続けている。ロシア軍の部隊は兵士の士気も低下していると指摘されており、首都の早期掌握やゼレンスキー政権の打倒を目指していたと見られる当初の計画は大幅に遅れているようだ。

【写真】ソ連兵の「性接待」を命じられた乙女たちの、70年後の告白

 しかし、ウクライナが善戦をすればするほど、ロシア軍はさらに攻撃をエスカレートさせ、生物・化学兵器などを使用する懸念は高まっていく。

 ところが、事前の予想に反してウクライナ軍の善戦を支えているのがドローン(無人機)だ。

 ウクライナでは、さまざまなドローンが活躍しているが、中でも有名なのがトルコで開発された武装ドローンTB2だ。TB2は、地上の管制車両から操縦して最大27時間も飛行でき、武装は対地ミサイル、精密誘導爆弾を持っているという。

 TB2は1機当たり数億円以上するもので、リビアやアゼルバイジャンで多くの戦果をあげてきた。しかしながらロシア軍の地対空ミサイルや戦闘機には抗しえないと日本の軍事評論家からは活躍を期待されていなかった。

 現状、ロシア軍は予想に反して航空優勢を奪取できておらず、TB2は自由に飛び回っている。さらに、TB2が自由に飛び回ることでロシア軍はさらに航空優勢を獲得しにくい状況が生まれているのだ。

 安全保障アナリストの部谷直亮氏(慶應義塾大学SFC研究所上席所員)の指摘では「軍事情報サイトOryxで公開された動画の集計によれば、3月23日現在、装甲戦闘車両4両、火砲5門、多連装ロケット砲1両、地対空ミサイルシステム10基、指揮所2か所、通信施設1か所、ヘリコプター9機、燃料輸送列車2両、トラックやタンクローリーなど車両24両を破壊し、推定6億ドル以上の損害を与えたという」。

税込み34万1000円
 また部谷氏は「中国のDJI社製を始めとする民生ドローンの活躍も無視できない。ウクライナ国内外から大量に寄付された民生ドローンを使って歩兵部隊や市民がロシア軍を偵察し、砲撃を誘導する砲兵観測までしている。火炎瓶などの爆発物の投下も行っている」(文春オンライン)という。プーチンをはじめ、ロシアの将校は苦虫を噛み潰していることだろう。

 民生ドローンとは、主に空撮を目的としたドローンであり、たとえば、一般の家電量販店であるヤマダ電機で買えるものだ。ヤマダ電機のオンラインショッピングサイトには、DJI社製の高性能ドローンが現在販売中だ。ヤマダ電機のサイトにある商品概要を簡単に紹介しよう。

 2021年11月23日に発売された〈DJI MA3FMC DJI Mavic 3 Fly More Combo ドローン〉は、最大高度6000m、最大飛行時間46分、最大飛行距離は30km、最大伝送距離15km(日本国内は8km)。値段は税込34万1000円で、購入すればヤマダポイントが3410ポイントつく。「数々の歴史的瞬間を見つめてきたHasselbladのカメラを携え、Mavic 3は全方向障害物検知で安定した飛行を確保しながら、息を呑むような映像を捉えます」「飛行中全て方向に対して、Mavic 3は継続的に障害物を検知し、滑らかかつ迅速に障害物を回避します」のだという。

 税込み34万1000円。ヤマダ電機で売っているドローンは小型であるがゆえに、発見、撃墜は困難だ。このドローンに爆弾を乗せ、武装ドローンとして15キロ先の敵標的を叩くことができる。ロシアの補給部隊や兵員を潰すことができれば費用対効果も抜群といえるだろう。

 英タイムズによれば、ウクライナの空中偵察ドローン部隊のAerorozvidkaは、戦車、トラック、電子機器車両などを民生品ドローンで発見し、そこに特注のドローンで5kgの爆弾を搭載しているとする。

 ウクライナの模型屋が大量にヤマダ電機で売っているようなドローンを寄付し、前線の兵士がこれでロシア軍への砲撃を誘導している。この事態が良いのか悪いのかはさておき、日本各地のヤマダ電機がもはや対プーチンの武器庫になっている現実があるということだ。


ドローンで書き換えられる「安全保障の常識」


 ウクライナで、ロシア軍相手にドローンが大暴れする現実は、日本の軍事専門家の間にも衝撃を与えているようだ。これまで多くの軍事評論家がドローンの戦場での有効性を疑問視していた。

 小説家で軍事評論家の元自衛官・数多久遠氏は、開戦前に「TB2は、防空ミサイルシステムならば容易に撃墜可能」「総合的に見れば、バイラクタルTB2は、地上への攻撃を行うことを意図した場合、ほぼ確実に撃墜されるものと思われます」「防空ミサイルシステム「9K37ブーク」などにとっては、機動性能が貧弱で低速なバイラクタルTB2は“カモ”でしかありません。」(「バイラクタルTB2」無人攻撃機はロシア軍に対して有効か? /JBpress)と指摘していた。しかし、戦争が始まれば「9K37ブーク」を含む10基がTB2にほとんど一方的に撃破され、カモにされた。

 軍事ライターの稲葉義泰氏も開戦前に「海自に自爆ドローンが不要なワケ また必要以上に備える必要もない納得の理由とは?」と言う題の記事を「乗り物ニュース」へ寄稿。ドローンに関心を寄せなかった自衛隊の後進性を擁護していた。

 軍事/生き物ライターであるJSF氏も開戦前に「バイラクタルTB2というドローン(無人機)はウクライナと敵対するロシア軍を相手に通用するのでしょうか? 答えは否です」(バイラクタルTB2無人攻撃機はロシア正規軍相手には通用しない/Yahoo! ニュース個人)「まともな正規軍が動き出したら今の技術のドローンでは通用しないよ」としていた。

 過去には、2019年9月に、サウジアラビアの石油施設19か所に対する自爆ドローンによる攻撃が起きた。当時の米国トランプ大統領は、イランの関与を指摘していたが、イランがイエメンのイスラム教シーア派の反体制武装勢力フーシにドローンを提供し、中東の不安定化につながっているとの見方も多い。過激派にも安価で入手できるドローンが世界中の安全保障の脅威となっていたが、まさかその「脅威」が、今回の対ロシア軍の切り札的存在になろうとは驚きを禁じ得ない。自爆ドローンは「カミカゼドローン」とも呼ばれ、恐れられている。

 この2019年の自爆ドローン事件を機に、日本でもドローンへの警戒が進んでいる。20年度の防衛白書には「中国電子科技集団公司は、2018年5月、人工知能を搭載した200機からなるスウォーム飛行を成功させており、2020年9月には中国国有軍需企業が無人航空機のスウォーム試験状況を公開している。このような、スウォーム飛行を伴う軍事 行動が実現すれば、従来の防空システムでは対処 が困難になることが想定される」と記載がある。

 飛んでいるドローンを検知し、飛行不能にする「アンチドローン」の研究開発を進めるカーシエルの安藤浩平代表取締役は「日本では2015年に首相官邸にドローンが落下する事件が発生しました。事件に使用されたのはDJI社製のPhantomという製品で、誰にでも手に入れることができるドローンでした。このドローンに小型の爆弾が搭載されていれば大惨事になっていたかもしれません。当時より、さらにドローンの性能は格段に向上しています。特定企業の開発現場を狙った〈盗撮〉など、日本企業には一刻も早いドローン対策が必要です」と指摘する。

 過激化するドローン戦争への備えを怠ってはならない。安全保障の常識がヤマダ電機で売っているドローンによって塗り替えられているのだ。戦史における潜水艦、飛行機、戦車の登場に匹敵するインパクトとなる可能性を秘めていると言うことであろう。

iPhone 14」は量産に向けて技術検証テスト入り、「15 Pro」は光学5倍ズーム搭載のウワサ

MySmartPrice
次世代iPhoneが毎年おなじみの秋に発売とすれば、あと半年に迫っています。そんななかiPhone 14(仮)が量産に向けた技術検証テスト(EVT)に入るとともに、2023年のiPhone 15 Pro(仮)には光学5倍ズームが可能なペリスコープレンズが搭載されるとのアナリスト予測が報じられています。

米9to5Macが見たHaitong International Securities(香港を拠点とする証券会社および投資銀行)アナリストJeff Pu氏のサプライチェーン調査に基づくメモによると、iPhone 14は現在EVTの段階にあり、3月半ばに深センがロックダウンした影響はないとのことです。

ちなみに、一般的にアップル製品は量産に至るまでにEVT>DVT(設計検証テスト)>PVT(生産検証テスト)のプロセスを踏まえます。今回のEVTは、その初期段階にあたります。

また深センでのiPhone製造工場は操業を一部再開していることに加えて、iPhone生産の主要拠点でもないため、ロックダウンの影響はない可能性が高いとの観測は以前も伝えられていました。

さらにPu氏はiPhone 14シリーズにつき、いくつかの追加情報を伝えています。まずiPhone 14 Proと14 Pro Maxに搭載される予定のA16 Bionic(仮)チップは4nmプロセス製造(A15は5nm)に移行するにもかかわらず、A15よりもダイサイズ(パッケージ化されていないチップの大きさ)が増しているそうです。

そしてiPhone 14シリーズは低価格モデルの大型化(5.4インチのminiが廃止され、6.7インチのMaxが追加される説が有力)とカメラの強化(Proモデルは12MPから48MPに移行)に支えられた強力なラインアップになるとのこと。その一方でiPhone14のスタート価格はiPhone13に近いと予想されています。

またPu氏は、2023年のiPhone 15 Pro/Pro Maxに光学5倍ズームのペリスコープカメラを発売する可能性はまだ高いと述べています。このペリスコープ方式とは、潜望鏡(ペリスコープ)のようにレンズやミラーで光軸を曲げることで、薄型のデバイスでも高倍率の光学ズームを実現する技術のこと。すでにファーウェイのP40 Pro+など競合他社のAndroidデバイスには採用済みです。

この見解はPu氏も以前から主張しているほか、有名アナリストMing-Chi Kuo氏も「2023年後半のiPhone」はペリスコープレンズにより光学ズーム倍率が大幅に向上するとの見通しを語っていました。

最後にPu氏は、2024年の11インチと12.9インチiPad Proには有機ELパネルが採用されるとの予想を述べています。こちらは韓国の電子産業誌The Elecの報道とも符合しており、ますます有機EL版iPad Proが登場する可能性が高まったといえそうです。