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あと1点、崖っぷちで石川祐希に上がり続けたトス 関田「絶対に決めてほしいと」自責の主将は涙「僕の責任」も仲間悔いなし「納得できる」

 「パリ五輪・バレーボール男子・準々決勝、日本2-3イタリア」(5日、パリ南アリーナ)

 2大会連続で8強入りを決めた世界ランク6位の日本は同2位のイタリアとフルセットの死闘の末、2-3で敗れ、1976年のモントリオール以来48年ぶりの4強入りはならなかった。目標としていた1972年ミュンヘン五輪以来52年ぶりのメダル獲得の夢には届かなかった。2-0で迎えた第3セットに3度のマッチポイント、最終第5セットも1度マッチポイントの好機があったが、ものにすることができず、あと1点に泣いた。

金メダル阿部一二三の礼儀正しさにSNS感動 試合後の所作は「日本人の心を見た」「鳥肌たった」

パリ五輪は28日、柔道男子66キロ級決勝を行い、阿部一二三(パーク24)が東京大会に続く2大会連続の金メダルを獲得した。この試合後、畳から降りる際に、正座して頭がつくほど深々と一礼。この所作にSNS上のファンから感動の声が上がっている。

柔道男子66キロ級で2大会連続金、圧倒したのはその礼儀
 パリ五輪は28日、柔道男子66キロ級決勝を行い、阿部一二三(パーク24)が東京大会に続く2大会連続の金メダルを獲得した。この試合後、畳から降りる際に、正座して頭がつくほど深々と一礼。この所作にSNS上のファンから感動の声が上がっている。

史上初!大谷翔平、2度目の満票MVP受賞 二刀流で栄冠 MVPで始まりMVPで締めた

 米大リーグの記者投票によるMVPが16日(日本時間17日)、発表され、ア・リーグは大谷翔平選手(エンゼルス)が2年ぶり2度目の受賞。1931年に創設され、93年の歴史を持つ同賞では史上初となる2度目の満票選出となった。日本選手では01年にイチロー(マリナーズ)が受賞しているが、2度は初めての偉業だ。

道頓堀戎橋が縦揺れ…阪神日本一決定後10分で6人ダイブ 川沿いは人であふれる

 プロ野球日本シリーズをさまざまな側面から見つめる特集企画「59年ぶり もうひとつの関西シリーズ」の最終回は、阪神の優勝が決まった瞬間の大阪の街をリポート。ミナミの中心地・道頓堀では、喜びに沸くファンと警備に全力を傾けた警察との“せめぎ合い”が繰り広げられた。

 プロ野球・阪神が38年ぶりに日本一に輝いた5日、大阪・ミナミの繁華街では大歓声が上がった

阪神とオリックスの優勝パレード、11月の同じ日に実施へ…時間ずらし大阪と神戸で

 プロ野球・阪神タイガースとオリックス・バファローズのリーグ優勝を祝うパレードについて、大阪府と兵庫県などが11月23日に同日実施する方向で調整していることがわかった。双方の球団が時間帯を変えて、大阪、神戸両市でそれぞれパレードする予定。

阪神が18年ぶり6度目の「アレ」達成!岡田監督が6度舞う「きょう絶対に決めよう」05年と同じ本拠地の巨人戦で歓喜

「阪神タイガース4-3読売ジャイアンツ」(14日、甲子園球場)

 阪神が9月負けなしの11連勝で2005年以来、18年ぶり6度目となる「アレ」を決めた。2003年の9月15日を1日上回る球団史上最速でのVを達成。さらにはセ全球団に勝ち越した上での完全優勝と歴史的なシーズンとなった。

【甲子園】なぜ決勝は「午後2時開始」か 背景と賛否両論が渦巻く舞台裏

 第105回全国高校野球選手権大会は、23日に決勝が行われる。連覇を狙う仙台育英(宮城)と107年ぶり2度目の優勝を目指す慶応(神奈川)の注目の一戦は、聖地・甲子園で午後2時に開始される。

 多くの高校野球ファンが球児たちの最高のパフォーマンスを期待している。今夏も酷暑に見舞われている日本列島。関西もまた例年通り、連日厳しい暑さが続いている。午後2時は日中最も暑いとされる時間帯。そんなこともあり、決勝の開始時間を巡っては、現場に賛否両論がある。

日本人が「WBCでもスポーツマンシップ」 メキシコ戦客席で発見された名場面を米国も称賛

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、21日(日本時間22日)に米マイアミのローンデポ・パークで行われた決勝で日本が前回王者・米国を3-2で破り、2009年第2回大会以来14年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。前日20日(同21日)の準決勝メキシコ戦では劇的なサヨナラ勝ち。勝負が決まった直後、客席の日本ファンが国旗を振るのを止め、メキシコファンをハグを交わしていた。話題を呼んでいた場面に米メディアも注目。「スポーツマンシップがWBCでも見られた」などと報じている。

「最も美しい食事」 WBCで来日中の米記者が焼肉弁当に感激、ネット羨望「日本人でもなかなか食べられない」

MLBのクレア記者が叙々苑の焼肉弁当に感激
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)取材のために来日中の米大リーグ(MLB)の記者が日本のお弁当に驚いている。

マイケル・クレア記者がツイッターを更新。「この最も美しい食事を提供してくれた @2525kk に 100万回感謝します」と、通訳の小島克典さんへの感謝をつづり1枚の写真を投稿した。

大谷が24号、1試合2本塁打 通算117本でイチロー選手に並ぶ

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は4日、アナハイムでのアスレチックス戦に「2番・指名打者」で先発出場。一回の第1打席で4試合ぶりとなる23号先制ソロ。七回の第4打席でも右翼へ24号ソロを放った。1試合2発は6月21日のロイヤルズ戦以来5度目。メジャー通算117本塁打で日本選手2位のイチロー選手に並んだ。

世界から空手発祥の地に 沖縄空手世界大会が開幕

世界中の空手家たちが「空手発祥の地」で日々の鍛錬の成果を発揮します。沖縄空手の継承・普及を目的とした世界大会が1日開幕しました。

豊見城市の沖縄空手会館では2日から始まる競技に先立ち県指定無形文化財「沖縄の空手・古武術」の保持者ら7人による奉納演武が行われました。

サッカー=森保監督、初の8強ならずも「新たな景色」と手応え

[アルワクラ(カタール) 5日 ロイター] - サッカーの日本代表は5日、ワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント1回戦でクロアチアに惜敗した。「ドーハの悲劇」から29年、再びカタールで涙をのむ結果となった。

日本は前回大会準優勝のクロアチア相手に、自信に満ちあふれたプレーを展開。執拗な攻撃と堅い守備を見せた。しかし最も重要な場面で崩れ、4回目の挑戦でも初のW杯8強入りはならなかった。

日大三が4年ぶり優勝 集中打で逆転、東海大菅生を破る 西東京大会

リードを許した日大三は一瞬の隙を逃さず、六回の集中打で一気に逆転。決勝にふさわしい好ゲームだった。敗れた選手は泣き、また、勝った選手も泣いた。第104回全国高校野球選手権西東京大会(朝日新聞社、東京都高校野球連盟主催)は31日、神宮球場で決勝があり、第1シードの日大三が第2シードの東海大菅生を破り、4年ぶり18度目の優勝を飾った。

W杯が閉幕 最終順位「日本9位」がトレンド入り「すご」「ベスト8まであと1歩なんだ」

 サッカーW杯カタール大会は18日、決勝が行われ、PK戦の末にアルゼンチンがフランスに勝利し、36年ぶりの優勝で幕を閉じた。

 ツイッターでは「日本9位」がトレンド入り。FIFAが最終順位を発表し、日本は9位だったことを受けてのもの。決勝トーナメント1回戦敗退国では最高位となった。

ダルビッシュ 10勝目ならず 7戦7勝のタイガースに今季最多の11奪三振も 守護神が打たれサヨナラ負け

17年以来の2桁勝利をかけてパドレス・ダルビッシュ有(35)が敵地でタイガース戦に先発、しかし、前回もメッツ戦に続き2試合連続で悪天候のため試合開始時間が少し遅れダルビッシュは先発のマウンドへ、ここまでタイガース戦はメジャー10年で7戦7勝と負けたことのない相性の良い相手。立ち上がりは1死から2番J.バイエズ(29)に150キロのシンカーをライト前へ運ばれヒットを許した。ここから2死一、三塁とすると5番J.キャンデラリオ(28)をカウント0-2と追い込みながら155キロのストレートが甘く入りレフト前へタイムリー。ここまではカットボールとシンカーで組み立てて来たが、なおも続く2死一、二塁のピンチでは6番E.ハース(29)にカットボール、スライダー、カーブ、そして最後は154キロのストレートで見逃し三振と多彩な球種で最小失点の1点で抑えた。

アフガン出身難民選手がIOC選手委員 自転車女子のアリザダ

国際オリンピック委員会(IOC)は27日、選手委員会の新たなメンバーを発表し、アフガニスタン出身で昨夏の東京五輪の自転車女子に難民選手団の一員として出場したマソマハ・アリザダ(26)が名を連ねた。難民選手がIOCの各種委員会に入るのは初めてという。

陸上女子で五輪通算7個の金メダルを獲得し、今季限りで引退するアリソン・フェリックス(36)=米国=らも選手委員に加わった。

サッカー日本代表 韓国下し4大会ぶりE-1制覇 森保監督初タイトル

サッカーの東アジアE―1選手権は27日、愛知・豊田スタジアムで男子の最終戦が行われ、日本は韓国を3-0で下し、2勝1分けの勝ち点7で4大会ぶり2度目の優勝を決めた。一進一退の前半を終え、後半4分に相馬勇紀(名古屋)が先制点を決め、佐々木翔(広島)、町野修斗(湘南)の追加点で、大会3連覇中だった韓国を突き放した。女子も日本が26日に大会連覇し、日本男女初の同時優勝となった。

森保監督は2018年の就任後初タイトルを手にし、「Jリーグの価値、日本のサッカーの価値を上げようとみんなが志してくれた。優勝して価値を認めてもらおうと、選手たちがよくやってくれた」と表情をほころばせた。

大谷、先制の21号ソロ 鈴木も8号本塁打―米大リーグ

【カンザスシティー時事】米大リーグは26日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はロイヤルズ戦に1番指名打者で出場し、三回に3試合ぶりの本塁打となる先制の21号ソロを放って3打数1安打1打点、2四球、1三振、1盗塁だった。チームは6―0で快勝した。
大谷、速球捉える 米大リーグ・エンゼルス

 カブスの鈴木はパイレーツ戦に3番右翼で出場し、八回に8号ソロを放つなど4打数2安打1打点だった。カブスは4―2で勝って6連勝。パイレーツの筒香は出番がなかった。

海外メディアは日本のスペインを破る“番狂わせ”をどう報じたか…「2度目の熱狂」「武士道の勇気」「逆転ゴールのVAR判定に物議」

FIFAワールドカップ・カタール大会のグループE、最終戦が1日行われ、日本代表はスペイン代表に2-1で逆転勝利してグループ1位で2大会連続4度目の決勝トーナメント進出を決めた。ドイツ代表はコスタリカ代表に4-2で勝利し勝ち点4でスペインに並んだが、得失点差でスペインが2位となりドイツのグループステージ敗退が決定した。FIFAランキング24位の日本がドイツ戦に続き、W杯優勝国のスペインを倒す大番狂わせに海外メディアは注目。田中碧の逆転ゴールにつなげた三笘薫のアシストがゴールラインを割っていたかどうかがVAR判定に委ねられたことも物議を呼んだ。

大谷が勝利と本塁打のW2桁を懸け29日に登板

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平の次回先発登板が28日午後6時38分(日本時間29日午前10時38分)開始の本拠地アナハイムでのレンジャーズ戦になることが決まった。25日、ネビン監督代行が明らかにした。1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりとなる「2桁勝利、2桁本塁打」の快挙が懸かる。

パリSG看板に偽りなし、G大阪戦でメッシら中心選手がそろってゴール

日本ツアーのキャッチコピーは「全員、超人」。パリ・サンジェルマンは最終戦のG大阪戦で、アルゼンチン代表のメッシ、ブラジル代表のネイマール、フランス代表のエムバペの中心選手3人がそろって得点をマーク。看板に偽りがないことを証明した。25日にパナソニックスタジアム吹田で行われた親善試合。〝超人集団〟は6-2のゴールラッシュでツアーを締めくくった。

ヒュンメルが広島と長崎から平和を発信するピースユニフォームを発表!

昨年に続き広島市で開催される「HiFA 平和祈念 2022 Balcom BMW PEACE MATCH」で、サッカー広島県選抜と長崎県選抜のジュニアユースチームが8月7日に対戦。デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、エキップメントパートナーとして、2種類のピースユニフォームを発表しました。

“新鳥人”デュプランティスが自身の世界新記録を更新する6m21!自身5度目の世界記録更新の快挙【世界陸上・男子棒高跳】

最終日を迎えた世界陸上は、男子棒高跳決勝でスウェーデンのアーマンド・デュプランティス(22)が自身の世界記録(6m20)を更新する6m21をマーク。世界陸上では初の金メダルを獲得した。
6m00を一人クリアしたデュプランティスは自身の持つ世界記録更新に挑んだ。6m06を余裕を持って1回目で成功させると、一気に世界記録を超える6m21にバーをあげた。
1回目は踏切があわず失敗したが、スタジアム中の視線を集め、2回目へ。手拍子に乗って助走を始めたデュプランティスが空に舞い、悠々バーを越えた。

男子4×400mリレー日本が2分59秒51のアジア新記録!世界陸上最高4位の大健闘 ウォルシュ「メダルはすぐそこ」

25日に大会最終日を迎えた世界陸上は、男子4×400mリレー決勝が行われ、日本は2分59秒51のアジア新記録をマークした。この種目日本史上初のメダル獲得まであと一歩だったが、19年振りの決勝で世陸最高の4位と健闘した。

世界陸上では03年パリ大会の7位が最高順位だった日本は、そのパリ大会以来、19年振りにファイナルに出場。前日の予選ではアメリカに次いで組2位でゴールした日本は、シーズンベストの3分01秒53をマークした。

森保J、若手主体の中国にまさかの0-0ドロー。細谷の絶好機逸など決定力不足を露呈。E-1制覇に足踏み

 日本代表は7月24日、E-1選手権の第2戦で中国代表と対戦し、0-0で引き分けた。

【PHOTO】7月19日から始まるE-1選手権に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!

 森保ジャパンのスタメンは、GKに大迫敬介、4バックは小池龍太、中谷進之介、荒木隼人、佐々木翔、ダブルボランチは野津田岳人、橋本拳人、2列目は森島司、脇坂泰斗、宮市亮、CFに細谷真大という顔ぶれに。キャプテンは佐々木が務める。

初Vの逸ノ城「ここまで来られて夢のよう」 大相撲名古屋場所

大相撲名古屋場所千秋楽は24日、名古屋市中区のドルフィンズアリーナで行われ、西前頭2枚目の逸ノ城(29)=本名・三浦駿(たかし)、モンゴル出身、湊部屋=が12勝3敗で初優勝を飾った。新入幕から所要47場所での初優勝は史上9位のスロー記録となった。

北口榛花が快挙の銅 パティシエの父がつくるケーキ、今回は大作に!?/こんな話

女子やり投げで日本記録保持者の北口榛花(JAL)が、63メートル27を記録して銅メダルを獲得した。五輪(オリンピック)を含めて、投てき種目で日本女子世界大会初のメダルとなった。

こんな話 父幸平さんはパティシエで、名前の「榛花」には、ヘーゼルナッツが実る「榛(ハシバミ)」の1文字が入る。父がつくるケーキが、北口の力の源となっている。

誕生日はもちろん、やり投げで記録を更新すると、お祝いにオリジナルのホールケーキを贈ってもらっていた。

お家芸「東京」に続きバトンミス 男子リレー

22日に米オレゴン州ユージンで行われた陸上の世界選手権男子400メートルリレー予選で、日本(坂井、鈴木、上山、柳田)はバトンパス違反で失格し、3大会連続メダルを逃した。

お家芸でミスが出た。3大会連続メダルを狙った男子400メートルリレーの日本は、予選1組でバトンパスに失敗。1年前の東京五輪で起きた悪夢を思い起こさせる事態で失格となった。3走の上山は「悔しい。しっかり実力をつけないといけない」と唇をかんだ。

超スター軍団PSG日本ツアー実現の絶大な効果

サッカー・アルゼンチン代表のリオネル・メッシ、ブラジル代表のネイマール、フランス代表のキリアン・エムバペ。「MNM」と称される世界的スーパースター・トリオが7月20日夜、東京・国立競技場のピッチに凱旋した。

東京五輪を機にリニューアルされた聖地に過去最多となる6万4922人の大観衆を集める中、3人を擁するフランスの名門、パリ・サンジェルマン(PSG)がJリーグ王者・川崎フロンターレと対戦。メッシのゴールなどで2-1の勝利を飾った。

朝乃山が感謝の三段目V「少しでも恩返しができたかな」 6場所出場停止処分明け/名古屋場所

名古屋場所13日目(22日、ドルフィンズアリーナ)日本相撲協会の新型コロナ対策ガイドライン違反による6場所出場停止処分を終え、西三段目22枚目で復帰した元大関朝乃山(28)が7戦全勝優勝を果たした。

大関経験の実力を見せつけた。朝乃山が大青山を得意の右四つ、左上手で一気に寄り切った。不祥事から復帰の場所で全勝優勝。表情は崩さず、周囲への感謝を口にした。

ジャクソンが大会新で女子200m制覇 世界陸上

(World Athletics Championships Oregon 22)は21日、女子200メートル決勝が行われ、シェリカ・ジャクソン(Shericka Jackson、ジャマイカ)が優勝を果たした。

 ジャクソンがマークした21秒45は大会記録で、同種目歴代2番目のタイム。世界陸上ではこれが個人種目での初タイトルとなった。
 一方、100メートルとの2冠を狙ったシェリー・アン・フレイザー・プライス(Shelly-Ann Fraser-Pryce、ジャマイカ)は、最後の直線で追い抜かれ21秒81で2位。連覇を目指したディナ・アッシャースミス(Dina Asher-Smith、英国)は22秒02で3位だった。

ライルズが男子200m連覇、米国勢が表彰台独占 世界陸上

第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)は21日、男子200メートル決勝が行われ、ノア・ライルズ(Noah Lyles、米国)が大会連覇を果たし、米国勢が表彰台を独占した。
ライルズは歴代3番目となる19秒31を記録し、強豪ひしめくレースで圧勝。米国勢はケネス・ベドナレク(Kenneth Bednarek)が19秒77で銀メダル、18歳のエリヨン・ナイトン(Erriyon Knighton)が19秒80で銅メダルを獲得した。

サニブラウンが400リレー予選欠場へ 第2走者予定 疲労重なる

米オレゴン州ユージンで開かれている陸上の世界選手権男子400メートルリレーで日本の第2走者を務める予定だったサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が22日(日本時間23日)の予選を欠場することとなった。高平慎士コーチが21日の練習後に「疲労が重なり体全体にストレスがかかっている。全力でいけないのであれば変えるしかない」と話した。

やり投・北口榛花 「自分でもびっくりしちゃった」 全体1位の64m32で“笑顔満開”武本紗栄

大会6日目を迎えた世界陸上は、女子やり投予選が行われ、日本記録保持者・北口榛花(24)が64m32、武本紗栄(22)が59m15で決勝進出を決めた。上田百寧(23)は50m70で予選敗退となった。

東京五輪の金、銀、銅がそろったB組には世界陸上2回目の北口榛花(24)と武本紗栄(22)が登場した。予選通過ラインの62m50を投げるか上位12人に入ることが決勝進出の条件。東京五輪金メダリストの劉詩穎(28・中国)、銅メダリストのK.バーバー(30・オーストラリア)が予選突破を決めていった。

「粘れ、粘れ」自分に言い聞かせた 世界陸上女子5000メートルの田中希実、決勝へ

残り600メートル、田中希実(豊田自動織機)の体は限界にきていた。20日に行われた陸上の世界選手権女子5000メートル予選。気温30度を超える猛暑の中、予想以上に体力が削られ、「思いのほかきつかった。『粘れ、粘れ』と自分に言い聞かせた」。必死で前に食らいつき、タイムで拾われた。昨夏の東京五輪では逃した5000メートルでの決勝進出をつかみ、「しっかり権利を得ることができた部分はよかった」と安堵(あんど)した。

大坂なおみコーチが関係解消を表明「彼女の旅路の一部になれてよかった」

女子テニスの大坂なおみのコーチを務めてきたウィム・フィセッテ氏が21日、自身のSNSで大坂なおみとの関係解消を表明した。19年12月からコーチを務め、20年全米オープン、21年全豪オープン優勝を支えた。インスタグラムにトロフィーを手にする大坂との2ショットを投稿し、「19年から彼女をコーチし、チャンピオンに成長するのを見られたことは特権だった。彼女が新たな世代に刺激を与えてゲームに夢中にさせ、信念のために声を上げてきた。素晴らしい旅路の一部になれてよかった。ありがとう」と記した。

無所属、第3GK、出場1試合…それでも川島永嗣が欧州で闘う理由

 5月、フランス1部ストラスブールのスタジアム。GK練習はスタンドから最も近い場所で行われた。

 「カワシマー」。子どもたちの声がよく届く距離で、川島永嗣がシュートを止める。

 「こっちでは、GKは花形のポジション。よく見られているし、人気なんですよね」。注目度が高く、重圧のかかる環境でいかに成長できるか。その点にこだわり、年齢を重ねてきた。

 39歳。日本代表では最年長で、欧州5大リーグで唯一プレーする日本人GKだ。27歳で海を渡り、もう10年以上が過ぎた。

(The Road)欧州のレベルに、挑み続ける GKは今 サッカーW杯、開幕まで4カ月

サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本代表のゴールを守るのはだれか。W杯開幕(11月21日)まであと4カ月。欧州で、国内で、守護神候補たちがレベルアップを図る。

 ■チーム転々、昨季出場1試合…逆境で成長 川島永嗣(39)

サッカー、パリSGが川崎に勝利

サッカーのフランス1部リーグの強豪パリ・サンジェルマンが20日、親善試合でJ1川崎に2―1で勝った。前半32分にアルゼンチン代表のメッシのゴールで先制し、後半にも加点した。ブラジル代表のネイマール、フランス代表のエムバペも先発出場。川崎は後半39分に山村が1点返した。

「ウクライナの人々のためのメダルです」アイメイクとネイルも国旗色に 走高跳20歳のマフチクが母国に捧げる銀メダル

世界陸上は日本時間の20日、大会5日目を迎え、女子走高跳決勝が行われた。「陸上競技で母国を助ける」と語り、今大会に挑んだウクライナのY.マフチク(20)は、2m02で銀メダルを獲得した。アイメイクやネイルに、ウクライナ国旗と同じ青と黄色を使用し登場したマフチク。「競技場から国を守る」と話していたその思いの強さが表れていた。

テニス=大坂なおみ、来月に実戦復帰 米サンノゼの大会で

[19日 ロイター] - 女子テニスで四大大会優勝4回の大坂なおみ(24)が、来月1日に米カリフォルニア州サンノゼで開幕するシリコンバレー・クラシックで実戦復帰することが決まった。大会主催者が18日、大坂が主催者推薦を受け入れたことを発表した。

大坂は先日行われたウィンブルドン選手権を左アキレス腱の問題で欠場しており、5月23日の全仏オープンで1回戦敗退を喫して以来の試合となる。

「全員、超人。」の新・銀河系軍団パリ・サン=ジェルマン、人気サッカー漫画に“全員釘付け”

来日中の“新・銀河系軍団”パリ・サン=ジェルマン(PSG)が19日、ジャパンツアー ウエルカムレセプションパーティーに出席した。
世界的スーパースターが集うパーティーのスペシャルゲストとして、人気サッカー漫画『キャプテン翼』の作者・高橋陽一先生が登壇。選手の目の前でライブドローイングを実施した。「全員、超人。」と銘打たれた世界的スーパースター集団が、これに“全員釘付け”。司会者が進行しようとするも、選手たちは壇上から動かなかった。

【速報】羽生結弦会見「プロのアスリートとしてスケートを続けていくことを決めました」

「プロのアスリートとしてスケートを続けていくことを決めました」フィギュアスケートの羽生結弦選手27歳が都内で会見を開き今後は競技会に出場せずプロに転向することを発表しました。

羽生結弦選手は4歳から競技を始め2014年のソチ五輪、2018年の平昌五輪で連覇を達成。

23歳で国民栄誉賞を受賞しました。

12歳以下でヘディング禁止 イングランド協会が今季から試験導入

イングランド・サッカー協会(FA)は18日、今季から12歳以下の試合で意図的なヘディングを禁止とするルールを試験的に導入すると発表した。FAは頭や脳に及ぼす危険性を懸念し、2年前からユース年代の練習でヘディングを制限するガイドラインを定めている。

【ファイターズ】新庄剛志監督ら選手、スタッフ合わせ11人が新型コロナウイルス陽性判定

北海道日本ハムファイターズは7月18日、BIGBOSSこと新庄剛志監督ら選手、スタッフ合わせ11人が新型コロナウイルスの陽性と判定されたと発表しました。

 新庄監督の他、林孝哉ヘッドコーチ、武田勝投手コーチ、金子誠野手総合兼打撃コーチ、紺田敏正外野守備走塁コーチと首脳陣は5人。さらに、福田俊投手、ブライアン・ロドリゲス投手、宇佐見真吾選手、谷内亮太選手の5選手とスタッフ2人が、18日に一軍で実施したPCR検査で新型コロナウイルス陽性と判定されました。なお、全員無症状で現在は隔離療養しているとのことです。

サニブラウン、世陸初の決勝進出 朝原宣治が考える快挙の意味は?

世界陸上選手権の男子100メートルで、サニブラウン・ハキームは腰のけがを克服してよく決勝進出を果たしました。昨年の東京五輪の状態を考えると、想像できない姿です。私も何度もはね返された「決勝の壁」。9秒90を突破しないとメダルが取れないような高いレベルの中で最後の8人に残ったことに意味があります。

「将来のPSGにスカウトしたい」メッシ、ネイマールらが未来のプロ選手に直接指導!サッカークリニック開催

1995年以来2度目となるジャパンツアーを実施中のパリ・サン=ジェルマン(以下PSG)が18日、プロ サッカー選手を目指す小学生43人を招待し、秩父宮ラグビー場で「サッカークリニック」を開催した。

所属するアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手、ブラジル代表・ネイマール選手、 フランス代表のキリアン・エムバぺ選手ら5選手に加え、クリストフ・ガルティエ新監督が登場、スター選手からの直々の指導に小学生たちは目を輝かせた。

トラが大会新記録で男子マラソン優勝

(World Athletics Championships Oregon 22)は17日、男子マラソンが行われ、ラスト8キロから強さを見せたエチオピアのタミアト・トラ(Tamirat Tola)が2時間5分36秒で優勝を飾った。
 2016年リオデジャネイロ五輪の1万メートルで銅メダル、2017年の世界陸上ロンドン大会のマラソンで銀メダルを獲得しているトラは、34キロ地点で仕掛けて6人の追走集団を置き去りにし、またたく間に7秒のリードを築くと、そのまま差を広げて勝利した。

女子マラソン新谷仁美のコロナ陽性&欠場に高橋尚子も落胆「本人が1番悲しく悔しい」【世界陸上】

 日本陸上競技連盟は17日(日本時間18日)、オレゴン世界陸上女子マラソン代表の新谷仁美(積水化学)と指導者を含めた4人が新型コロナウイルスの陽性反応を示したことを発表した。18日(同19日)にレースを控えた新谷。隔離期間に入るため、出場できない。

誕生日の2日前 10代最後の対局で地元で防衛 将棋・藤井聡太五冠が棋聖戦で3勝1敗とし3連覇を達成

名古屋で行われた将棋の棋聖戦五番勝負第4局で、地元・愛知県出身の藤井聡太五冠が勝利し、対戦成績を3勝1敗としてタイトルを防衛しました。

17日、名古屋市中区の寺で行われた、棋聖戦五番勝負第4局。

19日に20歳の誕生日を迎える、地元・愛知県瀬戸市出身の藤井聡太五冠にとって、10代最後の対局となりました。

サニブラウン、10秒06で7位 男子100メートル決勝/世界陸上

陸上・世界選手権第2日(16日、米オレゴン州ユージン)男子100㍍決勝でサニブラウン・ハキーム(23)=タンブルウィードTC=が向かい風0・1メートルの条件下、10秒06で7位に入り、日本男子短距離界に新たな歴史を作った。追い風0・3㍍の準決勝では10秒05をマークし、1組3着だったもののタイムで拾われて日本勢初の決勝進出を決めていた。

<あのころ>J・オールスターでMVP 新人、鈴木一朗

1992(平成4)年7月17日、ジュニア・オールスターで新人のオリックス・鈴木一朗(イチロー)選手が、同点の8回に代打決勝本塁打を放ちMVP賞100万円を獲得。ドラフト4位の入団初年は2軍からのスタート、好成績で7月中旬に1軍スタメンで起用されると初安打を放った。40試合に出場し24安打だった。

久保建英がレアル・ソシエダードに完全移籍へ 5年契約で年俸2億8000万円、今週中に決定

スペイン1部レアル・マドリードの日本代表MF久保建英(21)が今夏に同1部レアル・ソシエダードに完全移籍することが決定的になった。同国紙「マルカ」など各メディアによると、移籍金は1000万ユーロ(約14億円)以下で2027年6月末までの5年契約、年俸はRマドリード時代と同じ推定200万ユーロ(約2億8000万円)で今週中にも正式決定するという。

山西が20キロ競歩で金メダル、連覇は日本初 池田は銀 世界陸上

 陸上の世界選手権が15日(日本時間16日)に米オレゴン州で開幕し、男子20キロ競歩は山西利和(愛知製鋼)が1時間19分07秒で2連覇を果たした。大会連覇は全種目を通じて、日本史上初の快挙となった。池田向希(旭化成)が1時間19分14秒で2位に入った。

 山西は京都・堀川高在籍時の2013年世界ユース選手権1万メートル競歩で、日本勢初の金メダルを獲得。京大4年時の17年ユニバーシアード20キロで優勝し、19年世界選手権ドーハ大会では同種目で日本選手初の金メダルに輝いた。昨年の東京五輪は銅メダルだった。

世界陸上で日本勢メダル1号! 20km競歩金・山西利和「薄氷の勝利」、銀・池田向希に競り勝つ

 オレゴン世界陸上が15日(日本時間16日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで開幕した。男子20キロ競歩では、前回2019年ドーハ大会王者の山西利和(愛知製鋼)が1時間19分07秒で連覇を達成。東京五輪銀メダルの池田向希(旭化成)が1時間19分14秒の2位だった。

メッシにムバッペ、ネイマールらが来日! PSGが川崎、浦和、G大阪と対戦の日本ツアー参加25人を発表

今月に日本ツアーを行って川崎フロンターレ、浦和レッズ、ガンバ大阪と対戦するフランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)が、その日本ツアーへの参加選手を発表した。

 PSGは日本代表がE-1選手権に参加することによってJ1が中断する間に3クラブとのプレシーズンマッチを行う。そのメンバーには、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWキリアン・ムバッペといったスター選手たちも名を連ねた。

セリーナ、トロントで来月開催の大会出場 大坂も

[トロント 14日 ロイター] - 女子テニスのセリーナ・ウィリアムズ(米国)が、来月6日にトロントで開幕するナショナルバンク・オープンに出場することを決断した。大会主催者が14日に発表した。

セリーナは1年間の戦線離脱を経て、先日行われた四大大会のウィンブルドン選手権で復帰。しかし、2年連続で初戦敗退した。

逸ノ城、御嶽海破り全勝キープ 照ノ富士は4勝目 大相撲名古屋場所

大相撲名古屋場所6日目は15日、ドルフィンズアリーナで行われ、ただ一人全勝の逸ノ城は、大関御嶽海を寄り切って単独トップを守った。初のかど番の御嶽海は2勝4敗。横綱照ノ富士は玉鷲を突き落として4勝目。玉鷲は照ノ富士からの4場所連続の金星はならなかった。

2025年陸上世界選手権は東京で開催 日本では07年以来3回目

 世界陸連(WA)は14日(日本時間15日)、米オレゴン州ユージンで理事会を開き、2025年の世界選手権を東京で開催すると発表した。主会場は昨夏の東京五輪と同じ国立競技場の予定。日本での開催は1991年の東京大会、2007年の大阪大会に続く3回目で、国・地域別では最多となる。

日本初の個人3種目を走る田中希実、五輪快挙の1500m予選で開幕「明日の一本に全力を」

オレゴン世界陸上は15日(日本時間16日)に開幕する。14日(同15日)は日本代表の一部選手が会見。女子800メートル、1500メートル、5000メートルで日本初の個人3種目に出場する田中希実(豊田自動織機)は、前例のない戦いに向けて気持ちを高ぶらせた。

大谷翔平が4試合連続2ケタ奪三振の偉業 エ軍ではN・ライアン以来2人目、日本人では95年野茂以来

エンゼルス・大谷翔平投手(28)が13日(日本時間14日)、本拠地・アストロズ戦に「1番・投手」でスタメン出場。6回にこの日10個目の三振を奪った。

 6月22日(同23日)の本拠地・ロイヤルズ戦から4試合連続で2ケタ奪三振。日本人メジャーリーガーで4試合連続2ケタ奪三振をマークするのは、1995年の野茂英雄以来だ。

サニブラウン「やるだけ」 世界陸上へ初練習で気概

陸上の世界選手権(15日開幕)で男子100メートルなどに出場するサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が12日、開催地の米オレゴン州ユージンで初めて練習した。前日夜に現地入りし、この日はジョギングなどで軽めに調整。「もうここまで来たら、やることをやるだけという心構え」と気概を口にした。

バレー男子日本代表 準々決勝は東京五輪金フランスと22日に対戦

世界の強豪16チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグ、男子の決勝ラウンドがイタリア・ボローニャで日本時間21日に始まる。予選ラウンド5位で初の決勝ラウンドに進出した男子日本代表(世界ランク8位)は22日、4位のフランス(同3位)と準々決勝を戦う。

日本は予選ラウンドを9勝3敗で終え、5位で初の決勝ラウンドに進出。準々決勝で対戦するフランスは東京五輪で金メダルを獲得している強豪だ。通算成績は23勝43敗と、大きく負け越している。

井岡、ニエテスとも異常なし ボクシング世界戦予備検診

世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級タイトルマッチ(13日、東京・大田区総合体育館)の予備検診が11日、東京都内で実施され、5度目の防衛を狙うチャンピオンの井岡一翔(志成)、挑戦者で同級1位のドニー・ニエテス(フィリピン)はともに異常なしと診断された。

国枝「今日勝てれば後は全試合負けてもいいと思った」…「生涯ゴールデンスラム」達成

テニスのウィンブルドン選手権は10日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がニック・キリオス(豪)を4―6、6―3、6―4、7―6で下し、4大会連続7度目の優勝を果たした。ジョコビッチの四大大会制覇は通算21度目。優勝賞金は200万ポンド(約3億2700万円)。

ルバキナが初優勝

テニスのウィンブルドン選手権。女子シングルス決勝でエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)=写真=がオンス・ジャブール(チュニジア)を下し、カザフスタン勢で初めて四大大会を制した=9日、英ウィンブルドン

東京五輪で挫折味わったサニブラウン&新谷仁美 失意乗り越えた見事な復活劇に密着

 9日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)は、陸上のサニブラウン・ハキーム(23=タンブルウィードTC)と新谷仁美(34=積水化学)に密着し、東京五輪で挫折を味わった2人の復活劇に迫った。

 サニブラウンは昨年6月、東京五輪の出場権をかけた日本選手権100メートル決勝で10秒29のタイムで6位となり出場権を逃がした。

国枝組、決勝へ ウィンブルドン車いすの部

【ウィンブルドン共同】テニスのウィンブルドン選手権車いすの部は8日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブでダブルス初戦が行われ、男子の国枝慎吾(ユニクロ)グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)組は小田凱人(東海理化)ニコラ・パイファー(フランス)組を6―4、6―2で破り、決勝に進んだ。

 女子の大谷桃子(かんぽ生命)イエスカ・グリフィユン(オランダ)組は敗退した。(共同)

ジョコビッチが決勝進出

テニスのウィンブルドン選手権第12日。男子シングルス準決勝で4連覇が懸かる第1シードのノバク・ジョコビッチ(写真)は、キャメロン・ノリーを2―6、6―3、6―2、6―4で下した=8日、英ウィンブルドン

「みんなが期待する自分」への葛藤 あるトップ選手が仮面を外すまで

「とても興味深い取材です。私自身の体験や、私が見てきた周りの事例も含めて、お話しできればと存じます」

 丁寧な前置きとともに取材に協力してくれたのは、かつて国内トップクラスの成績を収めた元フィギュアスケーターだ。

 その競技特性もあって、小さい頃から専門的な練習に向き合う必要があるフィギュアスケート。

久保建英、バジャドリー行きを拒否か スペインメディア「プロとしてのキャリアを一歩進めたいと…」

Rマドリードの日本代表MF久保建英はバジャドリーへのレンタル移籍を拒否しているようだ。スペイン『アス』が伝えている。

昨シーズン、久保はレンタル先のマジョルカでリーグ戦27試合に出場。チームのラ・リーガ残留には貢献したものの、1ゴール1アシストに留まりインパクトを残し切れず。ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、エデル・ミリトンのブラジル人トリオでEU圏外枠が埋まっているため、来シーズンも他クラブでのプレーが濃厚とされていた。

ロシア選手が五輪目指し“あの手この手”…憲章「国籍変更ルール」で国を捨てるしかない

 アスリートたちはどんな判断を下すのだろうか。

 ロシアのウクライナ侵攻により、国際オリンピック委員会(IOC)はロシア選手らを国際大会から除外するように各国際競技連盟(IF)へ勧告。多くのIFがロシアを締め出している。つまり、これまでは個人としてROC(ロシア五輪委員会)からの出場は認められていたが、それもダメに。ロシア国籍の選手は全て排除されるということだ。

「世界一になります」奈良の中学1年、11日からゴルフ世界大会

 ゴルフのIMGA世界ジュニア選手権(11~15日、米カリフォルニア州サンディエゴ)に、奈良県御所市立大正中1年の石口寛樹さん(12)が日本代表として出場する。6月30日、県庁を訪れ荒井正吾知事に抱負を語った。
石口さんは3月に日本代表選抜大会の西日本決勝大会11―12歳男子の部で優勝。2018年以来2度目の出場を決めた。前回は7―8歳男子の部の13位。

ジョコビッチ、2セットダウンの危機から大逆転4強 全身で喜びを表現

昨年の覇者で、4大大会20度の優勝を誇るノバク・ジョコビッチ(35=セルビア)が、2セットダウンのピンチから大逆転で4強に進出した。

同13位で第10シードのヤニク・シナー(イタリア)に5-7、2-6、6-3、6-2、6-2のフルセットで勝ち、4大会連続でベスト4に進んだ。

日本が豪州下し初8強王手 石川祐希、西田有志ら躍動/ネーションズリーグライブ詳細

好調の日本(世界ランク7位)が、初の8強進出に王手をかけた。大阪大会の初戦でオーストラリア(同35位)にセットカウント3-1で勝ち、通算7勝2敗とした。8日カナダ戦(同14位)に勝てば、予選2試合を残して上位8カ国(16カ国中)による決勝大会(20日開幕、イタリア・ボローニャ)の進出が決まる。

トリニダード・トバゴに金メダル授与 08年五輪400メートルリレーで繰り上げ

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は5日、2008年北京五輪の陸上男子400メートルリレーで1着だったジャマイカの選手がドーピング再検査で失格となったことを受け、2位から繰り上がったトリニダード・トバゴの5人に金メダルを授与した。

IOCによると、ローザンヌの五輪博物館で授与式に参加したリレーメンバーのリチャード・トンプソンは「とても興奮しているのと同時にほっとしている。本来はこのメダルを14年前に勝ち取っていたはずだった」と話した。

【日本ハム】新庄ビッグボス仰天“おねだり”「陸上選手ドラフトに」先発全員50m5秒台の青写真

来季の補強へ向けて、日本ハム新庄剛志監督(50)が、仰天プランをぶち上げた。これまでも、俊足選手を4番で起用するなど作戦面で重視してきたが、今度は「陸上選手をドラフトにかけてもいいのかな」と、今秋のドラフト会議で異種競技からのサプライズ指名を球団フロントに“おねだり”。「足の速い選手があと5人ぐらいいたら、めちゃくちゃ面白くなる」と青写真を描いた。

ヒューリック杯棋聖戦第3局 藤井棋聖が3連覇に王手

4日、千葉県木更津市の龍宮城スパホテル三日月で始まった、藤井聡太棋聖(19)=竜王・王位・叡王・王将=に永瀬拓矢王座(29)が挑戦している「第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第3局。先手の藤井棋聖が145手で勝ち、対戦成績2勝1敗で棋聖3連覇に王手をかけた。

スケボー・パリ五輪予選開幕戦、東京「銅」中山楓奈が優勝…日本勢が表彰台独占

パリ=平地一紀】スケートボード・ストリートの2024年パリ五輪予選シリーズ開幕戦は3日、ローマで決勝が行われ、女子で東京五輪銅メダルの中山楓奈ふうなが264・13点で優勝した。東京五輪を制した西矢椛もみじは255・64点で2位、織田夢海ゆめかは254・91点で3位となり、日本勢が表彰台を独占した。男子は、東京五輪「金」の堀米雄斗が169・39点の8位だった。

たたき上げと天才肌 対照的な三上と金戸―シンクロ板飛び込み・世界水泳

 女子シンクロ板飛び込みで21歳三上と18歳金戸のペアが、飛び込み日本女子初の銀メダルをもたらした。

この2人は対照的。三上は、小学生から見てきた日本水連の安田千万樹ヘッドコーチ(HC)に言わせると「たたき上げ」。地道に磨いてきた技術の高さには定評があるが、安田HCは「器用じゃない」とみていたため、3メートル板飛び込みに絞って指導してきた。

ジョコビッチが8強入り ウィンブルドン第7日

【ウィンブルドン共同】テニスのウィンブルドン選手権第7日は3日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス4回戦で4連覇を狙う第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がティム・ファンライトベン(オランダ)を6―2、4―6、6―1、6―2で下して8強入りした。

眞鍋ジャパン予選ラウンド最終戦は黒星 8勝4敗の5位でファイナルラウンドへ

世界の強豪16チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグ第3週が4日(日本時間)、カナダ・カルガリーで行われ、世界ランキング7位の女子日本代表は、世界ランキング13位のベルギーに2-3で敗れ4連敗。日本は8勝4敗とした。(16-25、25-18、19-25、25-11、10-15)

国枝、競技普及に思い ロンドンで車いすの子供と交流

車いすテニス男子の国枝慎吾(ユニクロ)が3日、ロンドン市内で約20人の車いすの子供たちと交流した。このイベントでは実際にプレーを披露し「自分のレベルをどんどん上げて、見て楽しいと思ってもらえるようにしたい。それが連鎖していくといい」と競技普及への思いを語った。

42歳ビーナス、目標の混合複Vならず ウィンブルドンテニス

テニスのウィンブルドン選手権第7日は3日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、混合ダブルス2回戦でビーナス・ウィリアムズ(米国)ジェーミー・マリー(英国)組は敗退した。

混合ダブルスで42歳のⅤ・ウィリアムズ、J・マリー組は接戦となった。タイブレークではマッチポイントを握る場面もあったが、最後は16―18で力尽きた。

テニス=ウィンブルドン、四大大会2連勝のナダルが3回戦進出

ロンドン 30日 ロイター] - テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は30日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで試合を行い、男子シングルス2回戦で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)がリカルダス・ベランキス(リトアニア)をセットカウント3─1で下し、3回戦に駒を進めた。

スケート連盟・湯田ディレクター「日本の良さ加えてほしい」 目標は〝札幌〟でのメダルランク2位

日本スケート連盟の湯田淳・強化育成ディレクターが産経新聞の取材に応じ、スピードスケート部門の今後の目標などを明らかにした。2月の北京冬季五輪では強化部長として指揮を執ったが、現在はより中長期的な視点から強化プランを練る。「『スケート大国日本』を確立したい」と力を込め、札幌市が招致に乗り出している2030年五輪でのメダルランキング2位を目標に据えた。また、新たな顔ぶれとなった強化部には「日本の良さを加えてほしい」と要望した。

板飛び込み須山、榎本組は9位

【ブダペスト共同】水泳の世界選手権第12日は29日、ブダペストで行われ、混合シンクロ板飛び込みで須山晴貴、榎本遼香組(栃木県スポーツ協会)は266・46点で9位だった。

 水球男子の9~12位決定予備戦で日本はオーストラリアに15―7で勝ち、7月1日に行われるジョージアとの9、10位決定戦へ進んだ。

優勝候補ナダル、濃厚接触の疑い ウィンブルドンでコロナ感染拡大か

テニスのウィンブルドン選手権で、新型コロナウイルスへの警戒感が選手の間で高まっている。

 特に男子は第2日(28日)までに昨年のシングルス準優勝のマテオ・ベレッティーニ(イタリア)と、先の全仏オープン4強のマリン・チリッチ(クロアチア)の感染が判明して欠場となり、優勝争いの行方にも影響を及ぼしている。

南野拓実争奪戦に決着!4年契約で移籍金は約26億円 フランスの名門モナコが獲得を正式発表

フランスリーグ・リーグアンのASモナコFCが28日、リヴァプールからサッカー日本代表の南野拓実を獲得したと発表した。現地メディアの報道によると契約期間は2026年6月までの4年間で推定1500万ユーロ+ボーナス300万ユーロ(合計:約25億8000万円の移籍金)でリヴァプールと合意した。

ウクライナ勢「助けが必要」 知人が犠牲に、実家は爆撃―ウィンブルドンテニス

【ウィンブルドン(英国)時事】テニスのウィンブルドン選手権が27日に開幕し、女子シングルス1回戦でウクライナのレシア・ツレンコ、アンヘリナ・カリニナがともに勝ち上がった。母国に侵攻するロシアと同盟国ベラルーシの選手が除外された今大会。ツレンコは「まだ戦争は続き、ウクライナは大変な状況にある。助けが必要だということを思い出してほしい」と訴えた。

本玉が四大大会初出場勝利 ジョコビッチ80勝目 ウィンブルドンテニス

テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は27日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで開幕し、女子シングルス1回戦で世界ランキング139位の本玉真唯(島津製作所)は、対戦した同53位のクララ・タウソン(デンマーク)の第1セット途中での棄権により2回戦に進んだ。予選を勝ち上がった本玉は四大大会初出場で勝利を挙げた。

大谷エンゼルス大乱闘! 殴り合い突入も水原通訳に止められた 60人入り乱れ20分間中断…8人退場

【アナハイム(米カリフォルニア州)26日(日本時間27日)=山田結軌、丹羽美佳子通信員】米大リーグで、大谷翔平投手(27)の所属するエンゼルスとマリナーズが死球を巡って大乱闘を繰り広げ、両軍8人の退場者を出した。試合はエンゼルスが2-1で勝ち連敗を2でストップ。「3番・DH」で出場した大谷は2打数無安打2四球だった。

ダルビッシュ“聖子夫人妊娠発表後初登板”8勝目ならず 相手の機動力を生かした攻撃に苦戦も対応

聖子夫人の妊娠発表後、初のマウンドとなったパドレスのダルビッシュ有(35)がフィリーズ戦に先発。立ち上がり2死を簡単に奪ったがその後、ヒットと四球で2死一、二塁のピンチも5番A・ボーム(25)をスライダーで空振り三振と落ち着いて打ち取った。

世界1位除外、異例の開幕へ ロシア勢ら出場禁止―ウィンブルドンテニス

ウィンブルドン(英国)時事】テニスのウィンブルドン選手権は、ウクライナに侵攻するロシアと同盟国ベラルーシの選手の出場を禁止する異例の状況下で27日に開幕する。シングルス世界ランキングで男子は1位のダニール・メドベージェフや8位のアンドレイ・ルブレフ(ともにロシア)、女子は6位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)らが除外された。

大谷翔平、第2打席で140メートルの特大弾 第3打席は申告敬遠

エンゼルス-マリナーズ(25日、アナハイム)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)は「3番・DH」で先発出場した。マリナーズの先発は7勝3敗の右腕ジルベルト。
1点を先制されて迎えた一回の第1打席は1死一塁の場面、1-2と追い込まれると、低めの直球に手が出ず見逃し三振に終わった。1点を追う三回2死の第2打席で右腕ジルベルトから16号同点ソロ本塁打を放った。

【日本ハム】新庄監督 7連敗で〝クビ〟意識? エンゼルス・マドン監督の解雇で「明日はわが身」

日本ハムは25日のソフトバンク戦(ペイペイ)で相手先発・大関の前に散発4安打、0―2の完封負け。今季ワーストの連敗を7とし借金は18まで膨らんだ。

サウスポーの大関対策として打線に8人の右打者を並べたオーダーは不発に終わり、今季13度目の零封負け。

AS佐藤組、FRも2位 世界水泳、メダルは最多7個

【ブダペスト共同】水泳の世界選手権第8日は25日、ブダペストで行われ、アーティスティックスイミング(AS)の混合デュエット・フリールーティン(FR)決勝で姉の佐藤友花と弟の陽太郎(ともにジョイフルアスレティックク)が組んだペアが89.7333点で2位となり、テクニカルルーティン(TR)に続き銀メダルに輝いた。

水沼が100バタで銀 世界水泳、ASは3位

水泳の世界選手権第7日は24日、ブダペストで行われ、男子100メートルバタフライ決勝で25歳の水沼尚輝(新潟医療福祉大職)が50秒94で銀メダルを獲得し、この種目の日本勢で五輪と世界選手権を通じて初の表彰台に立った。クリシュトフ・ミラク(ハンガリー)が50秒14で200メートルとの2冠に輝いた。

野中、菊地、伊藤が決勝へ W杯ボルダリング第6戦

【インスブルック共同】スポーツクライミングのワールドカップ(W杯)は24日、インスブルックでボルダリング最終第6戦が行われ、女子準決勝で東京五輪銀メダルの野中生萌、19歳の菊地咲希(日新火災)、20歳の伊藤ふたば(TEAM au)の日本勢3選手が上位6人に入り、同日夜(日本時間25日未明)の決勝に進んだ。

7年ぶりの日本 末續慎吾

これまで選手として何度も出場してきた陸上の日本選手権に初めてコーチとして参加した。勝敗に生死を懸ける程の覚悟で臨んでいた若い頃とは少し違った感覚だった。指導する3人の選手たちが負ければ、もちろん悔しいのだけど試合自体は楽しくもあった。

初出場の花車が銀メダル、男子200平泳ぎ 水沼は日本新 世界水泳

水泳の世界選手権第6日は23日、ブダペストで行われ、競泳男子200メートル平泳ぎ決勝で初出場の22歳、花車優(キッコーマン)が2分8秒38で銀メダルを獲得した。武良竜也(ミキハウス)は4位だった。東京五輪を制したザック・スタブルティクック(オーストラリア)が2分7秒07で勝った。

テニス=セリーナ、約1年ぶり実戦復帰 ダブルスで勝利

[イーストボーン(英国) 21日 ロイター] - 女子テニスで元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ(40、米国)が21日、イーストボーン国際のダブルス1回戦で長期離脱からの復帰を果たし、勝利を収めた。

四大大会23勝を誇るセリーナは、昨年のウィンブルドン選手権のシングルス1回戦をけがで棄権してから実戦から離れていた。現在のシングルス世界ランキングは1204位だが、来週に開幕するウィンブルドンに主催者推薦で出場する。

世界水泳ASで乾がソロ2冠 日本の第一人者

水泳の世界選手権第5日は22日、ブダペストで行われ、アーティスティックスイミング(AS)のソロ・フリールーティン(FR)決勝で31歳の乾友紀子(井村ク)が95・3667点で金メダルを獲得し、テクニカルルーティン(TR)に続いて世界一に輝いた。世界選手権のASで日本勢の2種目制覇は初。

テニス大坂がメディア会社設立 NBAジェームズと提携

【ニューヨーク共同】女子テニスの元世界ランキング1位、大坂なおみ(フリー)が新たにメディア会社「Hana Kuma」を設立すると21日、スポーツ専門局ESPNなどが報じた。米プロバスケットボールNBAのスター選手、レブロン・ジェームズ(レーカーズ)と提携し、ドキュメンタリー制作などを行うという。

大谷はアDH部門で2位 オールスター戦中間発表

ニューヨーク共同】米大リーグ機構は21日、オールスター戦(7月19日・ロサンゼルス)の先発野手を対象としたファン投票の第1回中間結果を発表し、エンゼルスの大谷翔平はア・リーグの指名打者(DH)部門で55万5056票を集めて2位につけた。アルバレス(アストロズ)が83万5669票で1位。

瀬戸、自由形で逆転 男子200個メ予選、全体3位通過「うまくまとめられた」/競泳

水泳の世界選手権第4日は21日、ブダペストで行われ、競泳予選で男子200メートル個人メドレーの瀬戸大也(TEAM DAIYA)は1分58秒29の全体3位で準決勝に進んだ。

瀬戸は同組のマルシャン(フランス)を最後の自由形で逆転。直前のアップで状態が良くなく、不安もあったそうだが「うまくまとめられた」と全体3位通過に息をついた。

混合デュエットで日本が銀 世界水泳

水泳の世界選手権第3日は20日、ブダペストで行われ、アーティスティックスイミング(AS)の混合デュエット・テクニカルルーティン(TR)決勝で佐藤友花、佐藤陽太郎組(ジョイフルアスレティックク)が86・5939点で銀メダルを獲得した。日本勢としては前回2019年大会の「銅」を上回る最高成績。

松山英樹は13位で変わらず/世界ランク

男子ゴルフの19日付世界ランキングが発表され、松山英樹は13位で変わらなかった。星野陸也は一つ下げて65位、今平周吾は78位で変動がなかった。

スコッティ・シェフラー(米国)の1位は変わらず、ロリー・マキロイ(英国)が一つ上げて2位。ジョン・ラーム(スペイン)が3位に後退した。全米オープン選手権を制したマシュー・フィッツパトリック(英国)は18位から10位に浮上した。

完勝した那須川天心が武尊に「僕の前に立ちはだかってくれてありがとう」/THE MATCH2022

キックボクシングイベント「THE MATCH2022」が19日、東京ドームで行われた。メインイベントの58キロ契約3分3回延長1回はRISE世界フェザー級王者の那須川天心(23)=TARGET/Cygames=が、K-1スーパーフェザー級王者の武尊(30)=SAGAMI―ONO KREST=に5-0の3回判定勝ち。入場料収入約20億円の〝世紀の一戦〟を制し、キックボクシング42戦全勝でプロボクシングへ転向する。

乾がソロで日本初の金 世界水泳AS

8日にブダペストで開幕した水泳の世界選手権で、アーティスティックスイミング(AS)の日本の第一人者、乾友紀子(31)=井村ク=が非五輪種目のソロ・テクニカルルーティン決勝を92・8662点で制し、ソロ種目で日本勢初の世界一に輝いた。世界選手権のASで日本の金メダルは通算3個目。

世界水泳、吉田・比嘉組4位通過 AS予選

【ブダペスト共同】水泳の世界選手権は開幕前日の17日、ブダペストでアーティスティックスイミング(AS)の予選が始まり、デュエット・テクニカルルーティン(TR)で吉田萌(ザ・クラブピア88)比嘉もえ(AS広島)組は90.0294点にとどまり、4位で19日の決勝に進んだ。

羽生結弦「このショーに向けて全力で取り組んできました」 ファンタジー・オン・アイス/フィギュア

フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌両冬季五輪王者の羽生結弦(27)=ANA=が17日、神戸市のワールド記念ホールで行われた「P&Gプレゼンツ ファンタジー・オン・アイス2022イン神戸」(産経新聞社など主催)に出演した。

【速報中】大谷翔平、先制ピンチ招くも二回まで無失点 自己最長タイの11戦連続安打

マリナーズ-エンゼルス(16日、シアトル)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)は「3番・DH」で今季5勝目をかけ、投打同時出場の「リアル二刀流」に臨み、三回に右前打を放った。これで11戦連続安打として、2019年8月に記録したメジャー自己最長に並んだ。相手先発は5月にメジャー初勝利を挙げた右腕カービー。

サニブラウン、10秒18で6位 陸上のダイヤモンドリーグ

陸上の最高峰シリーズ、ダイヤモンドリーグ(DL)第6戦は16日、オスロで行われ、8人で争われた男子100メートルでサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)は後半に伸びず10秒18(追い風0.5メートル)で6位だった。東京五輪200メートル金メダルのアンドレ・ドグラス(カナダ)が10秒05で優勝した。

難民選手団結成へIOC支援 2024年パリ五輪

国際オリンピック委員会(IOC)は16日、2024年パリ五輪での「難民五輪選手団」結成に向けてシリアやアフガニスタンなどの40人以上の選手を支援する計画を発表した。五輪の参加メンバーは来年に発表される。
メンバーは陸上や柔道、バドミントンなどの選手で、20人以上に難民選手団の一員として五輪出場歴がある。

眞鍋ジャパン開幕から6連勝 古賀18得点、井上16得点両エースでブルガリアにストレート勝利 唯一、全勝【ネーションズリーグ】

界の強豪16チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグ第2週が16日(日本時間)、フィリピン・ケソン市で行われ、世界ランキング6位の女子日本代表は、世界ランキング18位のブルガリアにストレート勝ち。日本は開幕から6戦全勝とした。(25-20、25-16、25-23)

森保ジャパン、6月サバイバルで2勝2敗 W杯に向け株上げた三笘と板倉

サッカー日本代表はワールドカップ(W杯)カタール大会へ強化を図った6月の4試合を2勝2敗で終えた。主将の吉田(サンプドリア)が「最後のアピールの場」とした時間で、森保監督は故障者、GK大迫敬(広島)を除く24人をピッチに送り出した。W杯本番でも〝主役〟となりうる顔ぶれが増えた一方、結果を残せず消化不良に終わった選手もいた。欧州組も含めたW杯前の実戦は9月の2試合だけの見通し。

テニス=セリーナ、主催者推薦でウィンブルドン出場へ

[14日 ロイター] - 女子テニスの元世界ランキング1位、セリーナ・ウィリアムズ(40、米国)が、四大大会第3戦のウィンブルドン選手権に主催者推薦で出場することが決まった。

ウィリアムズは四大大会通算23勝の実績を誇るが、昨年のウィンブルドン1回戦で足を負傷して以降、公式戦から遠ざかっている。ランキングは現在1208位まで下げており、これまで7回制覇のウィンブルドン本戦に出場するには主催者推薦が必要だった。

テニスの全米オープン、ロシアやベラルーシの選手の参加認める

全米テニス協会は14日、今年8月にニューヨークで開幕する全米オープンへのロシアとベラルーシの選手の参加を認めると発表した。テニスの4大大会で、ウクライナへの侵攻を理由に両国の選手の参加を禁止したのは、英国で今月開幕するウィンブルドン選手権だけとなった。

世界陸上代表・田中希実の“ラスト1周”へのこだわりと計算 世界と戦うため磨いた「加速し続ける」スパート

世界陸上の代表選考を懸けた日本選手権(9~12日)の4日間で、田中希実(22・豊田自動織機)は800m、1500m、5000mに出場、5レースを走るという異例のスケジュールをこなした。1500mと5000mで代表を決めた田中をシドニー五輪金メダリストの高橋尚子キャスターが取材した。

眞鍋ジャパン5戦全勝 頼れる主将・古賀紗理那19得点に「サンキュー」ポーランドにストレート勝ち【ネーションズリーグ】

世界の強豪16チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグ第2週が14日(日本時間)、フィリピンで行われ、世界ランキング7位の女子日本代表は、世界ランキング10位のポーランドにストレート勝ち。日本は開幕から5連勝とした。(25-21、25-21、25-21)

プイグが引退 けがに苦しむ 女子テニスでリオ五輪金

2016年リオデジャネイロ五輪のテニス女子シングルスでプエルトリコ史上初の金メダルを獲得したモニカ・プイグが13日、自身の交流サイト(SNS)で現役引退を表明した。28歳での決断で「4度の手術とけがとの厳しい闘いの3年間で、私の体はもういっぱいいっぱいだった」と理由をつづった。

「二刀流」ハードラー、世界歴代3位 米NFL契約のアレン―陸上

ロンドン時事】12日に米ニューヨーク州で行われた陸上のコンチネンタルツアー・ゴールド男子110メートル障害で、デボン・アレン(米国)が世界歴代3位の12秒84(追い風1.6メートル)をマークして優勝した。4月に米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のイーグルスとワイドレシーバー(WR)として契約した「二刀流」ハードラーは、世界新記録樹立を視野に入れている。

日本4強、韓国に3―0快勝 U―23アジア杯

サッカーのU―23(23歳以下)アジア・カップは12日、タシケントで準々決勝が行われ、日本は韓国に3―0で快勝し、4強入りした。15日の準決勝でウズベキスタンと顔を合わせる。

2024年パリ五輪出場を目指す21歳以下のチームで参加している日本は、前半22分に鈴木唯(清水)の直接FKで先制。後半20分に細谷(柏)がこぼれ球を詰めて加点し、同35分に鈴木唯が駄目を押した。

泉谷駿介 復活のV2で世界陸上内定 予選で標準記録を突破した後輩・村竹ラシッドも2位で内定 男子110H決勝【日本選手権】

7月の世界陸上オレゴンの代表選考を兼ねた日本選手権は12日、大会最終日が行われ、男子110mH決勝で、日本記録を持つ泉谷駿介(22・住友電工)が13秒21をマーク。2連覇を果たし、世界陸上代表に内定した。予選で世界陸上派遣標準記録を突破した村竹ラシッド(20・順大3年)が2位に入り、こちらもオレゴンの代表内定を決めた。

ドイツは3分けに 欧州ネーションズリーグ

サッカーの欧州ネーションズリーグは11日、ブダペストなどで1次リーグ第3戦が行われ、最上位リーグAの3組でドイツは敵地でハンガリーと1―1で引き分け、3分けで勝ち点3とした。ワールドカップ(W杯)カタール大会で日本と対戦するドイツは失点後の前半9分にホフマンが決めて追い付いたが、その後は攻めあぐねた。

男子日本代表 初黒星 キャプテン石川祐希ベンチスタートアメリカにフルセットの末、敗れる バレー・ネーションズリーグ

世界の強豪16チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグが日本時間11日にブラジルで行われ、世界ランキング11位の男子日本代表は、世界ランキング7位のアメリカにセットカウント2‐3で敗れ、今大会初黒星を喫した。(25-17、15-25、21-25、28-26、9-
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サッカー=ジダン氏の代理人、来季PSG監督就任報道を完全否定

[パリ 10日 ロイター] - サッカーの元フランス代表ジネディーヌ・ジダン氏(49)の代理人は10日、来季から同氏がフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の指揮を執るとの報道を否定した。

事の発端は同日に、ジダン氏がマウリシオ・ポチェッティーノ監督の後任として来季からPSG監督に就任するとフランスのラジオ局「Europe 1」が伝えたこと。

陸上日本選手権男子100はサニブラウンV、世界選代表に 女子1500の田中も

陸上の世界選手権(7月、米オレゴン州)代表選考会を兼ねた日本選手権第2日は10日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、追い風1・1メートルの男子100メートル決勝はサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が10秒08で3年ぶり3度目の頂点に立った。既に参加標準記録(10秒05)を突破しており、世界選手権代表に決まった。

日本がガーナに4―1で勝利、久保建英が代表初ゴール キリンカップ

日本は立ち上がりから押し気味に試合を進め、前半29分に右DFの山根視来(川崎)のシュートで先制。自陣でのミスパスから同点とされたあと、三笘薫(サンジロワーズ)が加点して前半を2―1で折り返した。

 後半はメンバーを代えながら、三笘の突破から久保建英(マジョルカ)がゴール近くから流し込んで追加点を決めた。

ブラジル戦「お値段は3億円」か、サッカー代表戦マッチメークのカネ事情

2002年ワールドカップ日韓共催大会以来、サッカーブラジル代表が20年ぶりに来日した。改修後の国立競技場で日本代表と対戦した6月6日の国際親善試合は、1-0で“サッカー王国”ブラジルに軍配が上がった。約4年7カ月ぶりの対決を実現させるために、日本サッカー協会(JFA)が3億円もの出場料をブラジルサッカー連盟(CBF)へ支払ったとされるこの一戦。森保ジャパンが得た収穫や課題と、カタールワールドカップへ向けた強化試合を巡る世界のマッチメーク事情を追った。(ノンフィクションライター 藤江直人)

体操の杉原が第一線退く意向 リオ、東京両五輪代表

体操女子で2016年リオデジャネイロ、昨夏の東京両五輪に出場した杉原愛子(22)=武庫川女大=が8日、18日開幕の全日本種目別選手権(東京体育館)を最後に競技の第一線から退くとインスタグラムで発表した。平均台と床運動に出場予定で「体操の魅力、楽しさ、おもしろさを伝えられるように心を込めて頑張ります」と記した。

エンゼルス、マドン監督を解任 大谷の二刀流を後押し―米大リーグ

 【アナハイム時事】米大リーグのエンゼルスは7日、ジョー・マドン監督の解任を発表した。今季のエンゼルスは5月前半に首位を走った時期もあったが、6日までに同一シーズンでは球団ワーストに並ぶ34年ぶりの12連敗を喫していた。フィル・ネビン三塁コーチが暫定的に指揮を執る。

井上尚弥の2回TKO勝ち、現役世界王者「言葉がでない」五輪女王も脱帽「強すぎて意味がわからない」

◆プロボクシング▽WBA、IBF、WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)王座統一戦(7日、さいたまスーパーアリーナ)WBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(29)=大橋=が、WBC同級王者ノニト・ドネア(39)=フィリピン=を2回1分24秒TKOで下し、日本人初の3団体統一チャンピオンとなった。世界5階級制覇で、WBC世界バンタム級王者を2回で倒しきる圧勝劇に、ボクシング界からも“脱帽”の声が挙がった。

フィギュア年齢制限17歳に引き上げ

国際スケート連盟(ISU)は7日、タイのプーケットで総会を開き、フィギュアで冬季五輪などに参加できる選手の年齢制限を現行の15歳から17歳以上に変更することを決めた。新たなシーズンが始まる7月1日より前に、17歳に達することが条件。女子で4回転ジャンプを跳ぶ注目の13歳、島田麻央(木下アカデミー)は2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に出場できなくなった。


井上尚弥、ドネア戦のテーマは…親子とリング下で違った前回の感覚

世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級統一王者、井上尚弥(29)=大橋=と、世界ボクシング評議会(WBC)同級王者、ノニト・ドネア(39)=フィリピン=が7日、さいたまスーパーアリーナでの王座統一戦で相まみえる。2人は2019年11月、同じ会場であったワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント決勝で大熱戦を演じ、井上が判定勝ちした。2年7カ月ぶりの再戦の行方はいかに。(塩谷耕吾)

【写真まとめ】日本がブラジルに惜敗 サッカー国際親善試合

 サッカーの日本代表は6日、国立競技場であった国際親善試合でブラジル代表と対戦し、0対1で敗れました。前半、ネイマールやビニシウスら世界的スターが集まるブラジル代表の猛攻を受けるも、GK権田を中心に無失点で抑え、0対0で前半を折り返しました。後半、日本代表は自陣ゴール前でファウル。PKをネイマールに決められ、ブラジルが先制しました。その後、ブラジルに1点を守り切られ、A代表でのブラジル戦初勝利はなりませんでした。激戦の模様を写真で振り返ります。

大坂は43位に後退 女子テニスの6日付世界ランキング

女子テニスの6日付世界ランキングが発表され、大坂なおみ(フリー)は38位から43位に後退した。土居美咲(ミキハウス)は2つ下げて100位。全仏オープンを制したイガ・シフィオンテク(ポーランド)は1位で変わらず、2位にアネット・コンタベイト(エストニア)、3位にパウラ・バドサ(スペイン)が浮上した。(共同)

錦織84位 ナダル4位浮上 男子テニスの6日付世界ランキング

男子テニスの6日付世界ランキングが発表され、錦織圭(フリー)は1つ下げて84位となった。西岡良仁(ミキハウス)も3つ下げて102位に後退した。

1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2位ダニル・メドベージェフ(ロシア)、3位アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は変動なし。全仏オープン優勝のラファエル・ナダル(スペイン)が5位から4位に浮上した。(共同)

テニス=ナダルが全仏最多14回目制覇、四大大会優勝も22回に

[パリ 5日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは5日、パリのローランギャロスで男子シングルス決勝を行い、第5シードのラファエル・ナダル(スペイン)が大会最多優勝記録を14回に伸ばし、四大大会最多勝記録も22回に更新した。

第8シードのカスパー・ルード(ノルウェー)と対戦したナダルは、第1セットを6─3で制すと、第2セットも6─3、第3セットは6─0で圧倒。2時間18分でストレート勝ちを収め、全仏決勝の勝率100%の記録を維持した。

眞鍋ジャパン、世界1位アメリカ撃破!「普通にやっても勝てる相手じゃない」3-0ストレート勝ちで快進撃の4連勝

世界のトップ16チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグが6日(日本時間)アメリカ・ルイジアナ州で行われ、世界ランキング7位の女子日本代表は、世界ランキング1位のアメリカにストレート勝ち。日本は開幕から4連勝とした。(25-22、25‐20、25‐20)

日本は島村春世(30)、林琴奈(22)を今大会初めてスタメンで起用。セッターの関菜々巳(22)、とドミニカ戦でチーム最多26得点を記録した井上愛里沙(27)は2戦つづけてとなり、開幕から小川愛里奈(24)、古賀紗理那(26)、リベロ小島満菜美(27)が4戦連続となった。

ウクライナがサッカーW杯逃す

【カーディフ(英国)共同】サッカーのウクライナ代表が5日、あと一歩まで迫った16年ぶり2度目のワールドカップ(W杯)出場を逃した。英国のカーディフで行われた欧州予選プレーオフでウェールズ代表に0―1で惜敗。母国がロシアの侵攻を受けて競技施設も爆撃される中、選手たちは欧州各地で支援を受けながら活動を続けたが、戦禍に苦しむ国民に朗報は届けられなかった。

「若輩ですが、大器晩成めざす」 83歳の堀江さん、元気にあいさつ

ヨットによる単独無寄港太平洋横断を世界最高齢で達成した海洋冒険家の堀江謙一さん(83)が5日、兵庫県西宮市の新西宮ヨットハーバーに上陸した。帰港セレモニーは大勢の市民らが見守り、偉業をたたえた。
 堀江さんは米サンフランシスコから紀伊水道まで約8500キロを69日間で航海。4日に帰港したが、検疫などの手続きで「サントリーマーメイドⅢ号」にとどまっていた。5日午後、デニムの半ズボン姿でヨットから桟橋に初めて下り、「お待たせしました」と第一声をあげた。

「この地から強い力士を」 元稀勢の里が部屋開き―大相撲

大相撲の元横綱稀勢の里が師匠を務める二所ノ関部屋が5日、茨城県阿見町で部屋開きを行い、師匠と部屋付きの中村親方(元関脇嘉風)らが看板の除幕をした。同町に隣接する牛久市出身の二所ノ関親方は、「この地から強い力士を出して、将来的に横綱、大関を輩出するのが夢。それに向かって精進したい」と意気込みを語った。


大リーグ、大谷2打数1安打 沢村は1回無失点

【フィラデルフィア共同】米大リーグは4日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はフィラデルフィアでのフィリーズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、2打数1安打1得点、2四球だった。チームは2―7で敗れ、2016年以来の10連敗で勝率5割に戻った。

 レッドソックスの沢村はアスレチックス戦で8―0の九回から3番手で登板し、1回を無安打無失点。チームはそのまま勝利した。(共同)

大谷は3打数無安打 エンゼルス9連敗

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は3日、フィラデルフィアでのフィリーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。3打数無安打、2三振1四球で、打率は2割4分。

相手先発は右腕エフリン。第1打席は一回無死一塁で外寄りのカーブを見逃し3球三振。三回2死走者なしの第2打席は四球。六回先頭の第3打席はいい当たりの二直。八回1死走者なしの第4打席はフォーシームに空振り三振だった。

井上尚「わくわくしている」 ドネアと共に会見―ボクシング

プロボクシングの世界バンタム級3団体王座統一戦(7日、さいたまスーパーアリーナ)で対戦する2団体王者の井上尚弥(大橋)と世界ボクシング評議会(WBC)王者のノニト・ドネア(フィリピン)が3日、横浜市内のホテルで記者会見に臨んだ。テーブル上には両王者のベルトが飾られ、井上尚は「わくわくしている。3本のベルトが並ぶと、よりモチベーションが高くなる」と闘志を燃やした。

眞鍋ジャパン逆転勝ちで開幕2連勝!エース古賀33得点でドイツを3-2撃破 バレー・ネーションズリーグ

世界のトップ16チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグがアメリカ・ルイジアナ州で行われ、世界ランキング9位の女子日本代表は、世界ランキング11位のドイツに3-2で逆転勝利。開幕2連勝とした。(25-27、23-25、25-20、25-22、12-15)

初戦の韓国戦からスタメンを入れ替え臨んだ日本。前日代表戦デビューを果たした筑波大3年の佐藤淑乃(20)を、サーブレシーブが安定している内瀬戸真実(30)に変更するなど、石川真佑(22)、山田二千華(22)、内瀬戸、古賀紗理那(26)、小川愛里奈(23)、松井珠己(24) (サーブ順)を起用した。

18歳ガウフが初の女子単決勝へ 全仏テニス第12日

テニスの全仏オープン第12日は2日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス準決勝は第18シードで18歳のコリ・ガウフ(米国)がノーシードのマルティナ・トレビザン(イタリア)を6―3、6―1で下し、同種目で四大大会初の決勝に進んだ。

4日の決勝では2020年大会覇者で第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と顔を合わせる。

新生・眞鍋ジャパン初勝利 ライバル韓国に3-0の圧勝!主将の古賀が最多22得点【バレー・ネーションズリーグ】

世界のトップ16チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグがアメリカ・ルイジアナ州ボージャーシティで開幕。女子日本代表は現地1日、東京五輪ベスト4の韓国と対戦し、セットカウント3ー0で快勝。白星発進となった。

5年ぶりに復帰した眞鍋政義監督(58)の初陣。そして昨年の東京五輪予選ラウンドでフルセットの激闘の末、惜敗した因縁の相手・韓国との試合を前に、キャプテン・古賀紗理那(26)は『新しい日本代表で戦う初めての試合、圧倒して勝ちたい。』と語っていた。

慶大・清原正吾は1安打1打点 父・和博氏のファーストミットでプレー/東京六大学新人戦

東京六大学野球・新人戦最終日(慶大4-0早大、2日、神宮)新人戦にあたるフレッシュトーナメントの3位決定戦が行われ、慶大が早大に快勝した。

西武、巨人などで通算525本塁打を放った清原和博氏(54)の長男で、慶大2年の清原正吾内野手(19)が「4番・一塁」で先発出場。4打数1安打1打点で勝利に貢献した。

第1打席は三ゴロ、第2打席、第3打席は空振り三振。無安打で迎えた八回の第4打席、2死一、二塁から145キロの直球を引っ張り、三遊間を破った。タイムリーとし、「納得のいく打席がなく、どうしようと考えたときに、とにかくチームが勝つバッティングを、という思いでバットに当てることを考えた。(打球が三遊間を抜けて)ほっとしました」と頬を緩めた。

ウクライナが1回戦快勝

【グラスゴー(英国)共同】サッカーのワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフは1日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて延期された1回戦の1試合が英国のグラスゴーで行われ、ウクライナが敵地でスコットランドを3―1で退けた。5日に本大会出場を懸けてウェールズと対戦する。

大谷翔平 ファインプレー&微妙な判定“アンラッキーデー”も2試合連続安打をマーク

ロサンゼルスからニューヨークへアメリカ大陸を約4000キロ横断し敵地に乗り込んだエンゼルス・大谷翔平(27)は“2番・DH”で先発出場。風がライトスタンドに向かって吹き左打者有利とされるヤンキー・スタジアムでの1回第1打席、ヤンキース先発J・モンゴメリー(29)の150キロのストレートを捉えると打球はセンターへ。しかし、ヤンキースのセンターA・ジャッジ(30)がフェンス際でジャンピングキャッチ。ホームラン性の打球を好プレーに阻まれた。

第2打席はカウント2-2からアウトコース低め、厳しいコースをストライクとコールされ見逃し三振、大谷は首を振ってベンチに戻る。
ヤンキース・モンゴメリーと3度目の対戦、ヤンキースバッテリーは変化球攻め、1球目はカーブで入るとその後は2球続けてチェンジアップ、カウント2-1から3球目のチェンジアップを捉えライト線へのツーベース。2試合連続ヒットをマークする。

ナダル4強、ジョコ破る テニス全仏OP

テニスの全仏オープン第10日は5月31日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス準々決勝で2年ぶり14度目の優勝を目指す第5シードのラファエル・ナダル(スペイン)が昨年覇者で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破り、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とともに4強入りした。2人が準決勝で顔を合わせる。

ナダルは昨年の準決勝で敗れたジョコビッチに6―2、4―6、6―2、7―6で雪辱した。東京五輪金メダルのA・ズベレフは第6シードで19歳のカルロス・アルカラス(スペイン)を6―4、6―4、4―6、7―6で下した。(共同)

3年で344億円、運営への発言権も手に?エンバペのPSG残留で英紙予想「まもなく権力の中心に」

フランス代表FWキリアン・エンバペは、パリサンジェルマン(PSG)残留で大きな力を手にするのかもしれない。

PSGやフランスで目覚ましい活躍を続けるエンバペだが、現行契約は今季限りとなっており、その去就は大きな注目を集めていた。昨年の時点からRマドリードへの移籍が濃厚とされており、様々なメディアでも「移籍は決定的」と報道。しかし先日、PSGと2025年までの契約延長で合意した。この契約延長は全世界で驚きを持って伝えられている。

34歳メッシ、カタール大会が最後のワールドカップに?2026年大会は「僕には難しいことに思える」

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、2020年にこの世を去った母国の英雄ディエゴ・マラドーナ氏や、2026年のワールドカップについて語っている。

同じアルゼンチン出身で、体格等も似ていることから常にマラドーナ氏と比較され続けてきたメッシ。2008年~2010年にマラドーナ氏がアルゼンチン代表監督を務めた際には実際に指導も受け、これまで親交を育んできた。

マラドーナ氏は2020年11月にこの世を去り、全世界に衝撃が走った。その直後の試合でメッシはゴールを決めると、その際に当時所属していたバルセロナのユニフォームを脱ぎ去り、自身が下部組織時代に所属しファンを公言するニューウェルズ・オールドボーイのユニフォームを披露。これは、マラドーナ氏がニューウェルズでプレーしていた際に着用したモデルであり、母国の英雄へ追悼の意を表していた。

“完全復活”大谷翔平 今季2度目の2打席連続弾10号&11号で3打点 次回“二刀流”は日本時間6月3日ヤンキース戦

エンゼルス・大谷翔平(27)は“2番・DH”でスタメン出場。今季ワーストとなる5試合、17打席連続ノーヒットとバットが湿りがち、第1打席、ブルージェイズ先発J・べリオス(27)のカーブを捉え18打席ぶりのヒットが今季10号ホームラン。2年連続の2桁ホームランでシーズン2桁ホームランは4度目となり松井秀喜以来、日本人2人目となった。

“SHO-TIME”の勢いは止まらず3回第2打席、カウント2-2から今度はストレートを完璧に捉えセンターへ今季2度目となる2打席連続アーチで12号ホームラン。本拠地のファンは大歓声、恒例のカウボーイハットパフォーマンスでは笑顔を見せた。

ロコ・ソラーレが凱旋V 藤沢五月は安堵の表情 中部電力を下す/カーリング

カーリング日本選手権最終日(29日、北海道・アドヴィックス常呂カーリングホール)決勝が行われ、女子は北京冬季五輪銀メダルのロコ・ソラーレが、3月の世界選手権代表の中部電力を7ー3で下し、2大会ぶり3度目の頂点に立った。男子はSC軽井沢クが札幌国際大11―7で破り、5大会ぶり9度目の優勝を果たした。優勝チームはパンコンチネンタル選手権(11月・開催地未定)の代表となる。

ジョコビッチ、ナダルが4回戦へ

【パリ共同】テニスの全仏オープン第6日は27日、パリのローランギャロスで行われ、シングルス3回戦では、男子で前回覇者の第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第5シードのラファエル・ナダル(スペイン)も4回戦に進んだ。

 女子で昨年の全米オープン準優勝の19歳レイラ・フェルナンデス(カナダ)は東京五輪金メダルのベリンダ・ベンチッチ(スイス)に競り勝った。

羽生結弦がスガシカオさんとコラボ 北京以来の演技披露しあいさつ

フィギュアスケートのアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」が27日、千葉・幕張で開幕。2月の北京五輪以来、約3カ月ぶりに羽生結弦(27)=ANA=が演技を披露した。

羽生はオープニングが終わった後、ショーの最後に登場。歌手のスガシカオさんとのコラボレーションで「Real Face」を演じた。全員参加のグランドフィナーレが終わった後、ステージ脇に再登場して「ありがとうございます」とあいさつした。

村元哉中、高橋大輔組が競技続行 「新しい世界を早く披露したい」

 フィギュアスケート・アイスダンスの村元哉中、高橋大輔組が27日、オンライン配信番組で、来季も競技を続行することを発表した。SNSで高橋は「(来季が)どんなシーズンになるか全く分からないんですけれども、常に全力で突き進んでいきたいと思っております」とコメント。村元も「現役続行ということで、今からワクワク。かなだいの新しい世界を早く披露したいなと思います」とした。
2010年バンクーバー五輪男子シングルで日本男子初の表彰台となる銅メダルに輝いた高橋は、14年10月に現役を引退。18年7月に復帰すると、20年1月にはアイスダンスへ転向し、村元とカップルを結成した。

400個人メドレーで谷川、800自由で難波が2位 競泳の欧州グランプリ

競泳の欧州グランプリは26日、バルセロナで行われ、女子の400メートル個人メドレーは世界選手権(6月18日開幕・ブダペスト)代表の谷川亜華葉(イトマン近大)が4分40秒50で2位となった。800メートル自由形は難波実夢(JSS)が8分36秒71で2位。大橋悠依(イトマン東進)は100メートルバタフライで6位だった。

男子は50メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)と100メートル平泳ぎの武良竜也(ミキハウス)が3位となった。(共同)

神戸・イニエスタ、通算100試合出場も…巨大戦力かみ合わずドロー 来場・三木谷会長の激励も届かず

明治安田J1第15節(25日、ノエスタほか)「明治安田生命Jリーグ」で、三木谷浩史会長(57)が激励に訪れた最下位の神戸はホームで磐田と0-0で引き分け、今季2勝目はならなかった。鹿島は鳥栖と4―4で引き分け、勝ち点30で首位に浮上した。一時は3点差を逆転したが、最後に追い付かれた。川崎は後半に失点を重ねて湘南に0―4で大敗し、得失点差で2位に後退した。

三木谷会長の激励を力に変えたかったが、歯車は最後までかみ合わなかった。最下位の神戸は必勝を誓った一戦で、磐田に痛恨のドロー。J1通算100試合出場を白星で飾れなかったMFイニエスタが声を絞り出した。

プロロードレースにおいて最多勝利を収めるスペシャライズドのS-Worksロードシューズに、最新モデルS-Works Torchが登場。

常に革新を求めるスペシャライズドは、サイクリング史上最も輝かしい数々の勝利を収めてきたS-Worksシューズの最新版であるS-Works Torch(エス・ワークス・トーチ)を発売。20年以上の歴史を持つBody Geometryに、Retülテクノロジーによる膨大なデータを融合。科学の力により、S-Worksのレガシーである勝利のパフォーマンスを高めながらも、あたかも足元から消えるような無の感覚を実現しました。ラスト、アウトソールから、クロージャ―の細部に至るまでデザインを一新し、ライダーの期待を越える至高の履き心地を提供します。

MLBの大谷、次回登板は27日 マドン監督が明言

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平の次回登板は、本拠地アナハイムで26日午後6時38分(日本時間27日午前10時38分)開始のブルージェイズ戦になった。24日、マドン監督が明らかにした。

大谷は5日のレッドソックス戦で今季3勝目を挙げた後、2試合連続で好投しながら勝ち星から遠ざかっている。今回は普段よりも登板間隔が長い中7日で4勝目を目指す。

ホルモン値下げる薬は「拷問」 セメンヤが世界陸連非難 女子規定問題で

男性ホルモンのテストステロン値が高い陸上女子選手の出場資格を制限する世界陸連の規定を巡り、女子800メートルで五輪金メダリストのキャスター・セメンヤ(南アフリカ)が、基準内に下げるために迫られた薬の服用は「拷問」で「毎日ナイフで自分を刺しているようなものだ」などと非難した。AP通信が23日、英紙テレグラフの報道を引用して報じた。

先天的にテストステロン値が高いとされるセメンヤは18歳で優勝した2009年世界選手権で性別を疑問視され、女性器を見せることまで申し出たと同紙に告白した。800メートルを含む一部種目は制限の対象となったため対象外の5000メートルに挑戦したが、昨夏の東京五輪には出場できなかった。

ジョコビッチ「全員が不利益」 ロシア選手ら除外のウィンブルドン問題に見解

テニス男子の世界ランキング1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は23日、ウクライナに侵攻したロシアの選手などの処遇を巡り、主催者と男女ツアーの統括団体が対立するウィンブルドン選手権(6月27日開幕)に「全員が不利益になる状況だ」との見解を示した。大会には出場する意向。全仏オープン1回戦後に話した。

ウィンブルドンの主催者は4月にロシア、ベラルーシ選手の除外を発表。一方、国名や国旗を使用しない条件で個人出場を認めるツアー統括団体は20日に同大会で世界ランキングのポイントを付与しないとした。

照ノ富士「ほっとしている」夏場所優勝一夜明け会見

大相撲夏場所で3場所ぶり7度目の優勝を果たした横綱照ノ富士(30)が千秋楽から一夜明けた23日、オンラインで会見を行い、横綱になって初の休場明けでの栄冠に「優勝しないといけない立場。それを成し遂げてほっとしている」と充実感に浸った。

照ノ富士は3月の春場所で右かかとと左膝を痛めて途中休場し、今場所も初日にいきなり黒星。8日目までに3敗を喫し、途中休場すら心配されたが、9日目から7連勝と調子を上げ、頂点に立った。

「十分に稽古はしてきた。体調は悪くなく、3敗はしたが、特にダメという感覚はなかった。立ち合いの感覚がひっかかっていたが、それを乗り越えればいけるという気持ちでやっていた」と振り返った。


照ノ富士が7度目の優勝 12勝3敗、休場明けで復活

大相撲夏場所千秋楽は22日、東京・両国国技館で行われ、横綱照ノ富士(30)=本名杉野森正山、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が12勝3敗で3場所ぶり7度目の優勝を遂げた。

3敗で並んでいた平幕隆の勝が敗れ、照ノ富士は結びの一番で大関御嶽海を退けた。

今年は関脇の制覇が2場所続き、今場所は大関陣が不振。休場明けの一人横綱は8日目までに3敗と苦しんだが立て直し、復活優勝で最高位の責任を果たした。

エンゼルスのマイク・トラウト「チームメイトを称えたい」 球団史上2人目の通算1000得点達成

米大リーグ、エンゼルスのマイク・トラウト外野手(30)が21日(日本時間22日)、本拠地アナハイムで行われたアスレチックス戦で、球団史上2人目となる通算1000得点をマークした。

エ軍のレジェンドが新たな金字塔を打ち立てた。この試合、「2番・中堅」で先発したトラウトは六回の打席で四球を選ぶと、その後に後続の内野適時打で生還。通算1000回目となるホームを踏んだ。MLB公式サイトは「トラウト、新たな偉業を達成」との見出しで速報。「この日のアスレチックス戦で球団史上2人目となる1000得点を達成。新たな偉業をマークした」と伝えた。

取組結果】照ノ富士が7度目の優勝! 隆の勝は初優勝ならず/夏場所千秋楽

大相撲夏場所千秋楽(22日、両国国技館)横綱照ノ富士が結びの一番で大関御嶽海を寄り切り、12勝3敗で3場所ぶり7度目の優勝を果たした。3敗で並んでいた西前頭4枚目隆の勝は勝てば、照ノ富士との優勝決定戦に持ち込めたが、本割で佐田の海に敗れた。

小結大栄翔は志摩ノ海をはたき込み、11勝4敗。貴景勝は正代との大関対決を突き落としで制して8勝目。勝ち越しを決めて今場所を終えた。関脇対決は若隆景が阿炎を押し出し、9勝目。阿炎は7勝8敗で負け越しとなった。

札幌有力の30年冬季五輪開催地は12月内定 バッハ会長が一本化方針 来年の総会で承認

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は20日の総会後にオンラインで記者会見し、札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪の開催地を年内に一本化する方向性を明らかにした。事実上の内定となる最優先候補地の選定を「12月の理事会で決めなければいけないと思う」と述べた。

スイスのローザンヌでの総会では、来年5~6月の次回総会(ムンバイ=インド)で開催地を正式決定する見通しが示された。理事会は各都市の計画を評価する将来開催地委員会から最優先候補地の推薦を受けて協議し、総会に承認を諮る。
1972年大会以来、2度目の開催を目指す札幌市は東京五輪のマラソン・競歩を実施。IOCに運営能力を評価され、有力視されている。2030年大会には札幌のほか、五輪開催実績のあるバンクーバー(カナダ)とソルトレークシティー(米国)、初開催を狙うカタルーニャ・アラゴン(スペイン)も興味を示している。デュビ五輪統括部長は「(候補地から)力強い提案を受けており、喜ばしい状況」と話した。

照ノ富士が首位に並ぶ 休場明けも完全復調 「感覚は徐々に戻ってきている」/夏場所

大相撲夏場所13日目(20日、両国国技館)横綱照ノ富士(30)が5連勝で13日目にして首位に並んだ。立ち合いから力強く当たって大関貴景勝の突き、押しをしのぐと、相手の引きや猫だましにも慌てず、最後は右上手を取って寄り倒した。

休場明けの今場所は8日目までに3敗。不安を感じさせたが、「(立ち合いの)感覚は徐々に戻ってきている」と状態は上向き。「しっかり締めたい」と3場所ぶりの賜杯を見据えた。

サッカー直筆サイン入りコレクション展示即売会「SOCCER LEGENDS EXHIBITION 2022」東京・銀座三越で開催決定!

日本初のサッカーメモラビリア専門ブランドであるザ・ダグアウト(本社:奈良県生駒市、代表取締役:伊藤 大也)は、東京・銀座三越 本館7階 銀座シャンデリアスカイ・イベントスペースにて、展示即売会を計7日間(開催期間:6月1日~6月7日)にわたり開催いたします。

世界トップクラスのサッカー選手公認の直筆サイン入りユニフォームやアート作品など、約50点の希少なコレクションが一堂に会します。練達の職人により額装されたコレクションの数々は、インテリアとしても高い人気を誇ります。最高峰の舞台でしのぎを削る選手らが、常日頃から体現している価値やメンタリティーに触れて頂ける展示会となります。

大坂、アニシモバと1回戦 全仏テニス組み合わせ

テニスの四大大会第2戦、全仏オープン(22日開幕・パリ)のシングルスの組み合わせが19日発表され、1回戦では女子で初制覇が懸かる大坂なおみ(フリー)が1月の全豪オープン3回戦で敗れた第27シードのアマンダ・アニシモバ(米国)と対戦することが決まった。

土居美咲(ミキハウス)は地元フランスのアリーゼ・コルネと顔を合わせる。

男子は西岡良仁(ミキハウス)が昨年覇者で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)との初戦に臨む。ダニエル太郎(エイブル)はグレゴワール・バレール(フランス)と当たる。1月に左股関節の手術を受けた錦織圭(フリー)は出場しない。

大谷 今季7度目の投打二刀流 敵地レンジャーズ戦

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は18日、アーリントンでのレンジャーズ戦に「3番・投手」で今季7度目の投打二刀流で出場。

まず打つほうで一回1死一塁の第1打席は相手先発右腕ダニングに対し、チェンジアップをひっかけ一ゴロ併殺打。すぐさま、マウンドに上がり、制球に苦しんで1死一、二塁のピンチを招いたが、後続を打ち取り無失点で発進。エンゼルスは二回にウォルシュの7号ソロで大谷を援護した。

谷はこれまで開幕戦とはじめ、6試合に二刀流で出場、投では3勝2敗で防御率2・78。打では二刀流に限ると25打数9安打、4打点で打率3割6分。

照ノ富士が勝ち越し「今日みたいな当たりができれば」課題の立ち合いに光明

<大相撲夏場所>◇11日目◇18日◇東京・両国国技館

照ノ富士が課題の立ち合いに光明を見いだした。突き押し相撲の阿炎に当たり勝ち、何もさせずに押し出した。

「久しぶりに何か、立ち合い当たった感覚でした。今日みたいな当たりができればと思う」。ここまでの3敗を含め、立ち合いの不満をもらしていたが終盤にきて解消。勝ち越しも「まだ4日あるんでね。しっかり落ち着いて頑張っていきたい」と話した。

体操NHK杯チケット、カラ予約1600枚…同一人物名義で決済されず2階席の大半が空席に

15日に閉幕した体操・NHK杯(東京体育館)の観戦チケットをめぐって、計約1600枚の同一人物名義の購入予約が決済されなかったことが、日本体操協会関係者への取材でわかった。同協会は被害届の提出を見送っているものの、悪質な迷惑行為として警視庁に相談したという。
チケット購入はインターネットで予約し、期日までに決済する仕組み。関係者によると、女子競技の14日、男子の15日で各1400枚の販売を予定し、15日について2階席が予約完売となったため、3階席を追加販売した。

勝ち越し決めた隆の勝「落ち着いて攻め返せた」 夏場所10日目

大相撲夏場所10日目は17日、東京・両国国技館で行われ、前頭の隆の勝が8勝目を挙げた。

 好調の隆の勝が相撲巧者の遠藤を押し出しで破り、3場所ぶりとなる勝ち越しを決めた。低い姿勢で中に入ろうとする遠藤を押し返し、決着をつけた。

隆の勝は「中に入られても慌てず、落ち着いて攻め返せた。いつもなら、はたいて負ける相撲。そこが今場所の違うところ」と好調さを自覚している。10日目での勝ち越しに「早めに勝ち越したら気持ちも楽になる。明日からも、もっといけるかな」と気分を良くしていた。

大谷は3番DHでスタメン…3戦連発なるか、日米通算150号に期待

米大リーグは16日(日本時間17日)、各地で行われた。エンゼルスは敵地・テキサス州アーリントンで、この日からレンジャーズと3連戦。大谷翔平はこの日も3番指名打者(DH)でスタメンに名を連ねた。前日のアスレチックス戦では2試合連続ホームランとなる8号先制2ランを放ち、勝利に貢献した大谷。3戦連発で、日米通算150号の節目の本塁打が飛び出すか、注目される。試合開始は日本時間午前9時5分。
レンジャーズの先発は、右腕グレイ。大谷とは2018年に対戦し、4打数1安打ながらホームランを放っている。(デジタル編集部)

<日本人初のプロクリケットリーグ挑戦>宮地静香選手が所属するSpiritが3位

月4日~15日にアラブ首長国連邦のドバイで開催されたSDG FairBreak Invitational 2022で、日本人初のプロクリケット選手となった宮地静香選手が所属するSpiritが、3位で大会を終えました。

Spiritは、Barmy Armyと対戦した初戦に敗れた後、4連勝で総当たり戦を4勝1敗で終え、準決勝に進出しました。14日に開催された準決勝では、Tornadoesに敗れ決勝進出を逃しましたが、初戦で敗れたBarmy Armyに3位決定戦で勝利しました。

決勝では、TornadoesがFalconsに勝利し、初代チャンピオンとなりました。

「オオタニサン、スゴイ!」大谷翔平が日本人3人目、最速メジャー通算100号達成

エンゼルスの大谷翔平投手(27)がメジャー通算100号本塁打を放った。日本選手では松井秀喜、イチローに続く、3人目の大台突破。出場459試合(うち15試合は投手に専念)での達成は、松井の636試合を上回り日本選手最速を更新した。

 この日は「3番・指名打者」で先発出場。五回無死二塁、大谷は初球を鋭く振り抜き、センター方向へ、節目の一発を運んだ。打球速度は177キロ、飛距離127メートル、今季7号となる弾丸2ラン。打った瞬間それと分かる打球に、実況は「スゴイ!」「オオタニサン、スゴイ!」と日本語で絶叫した。

 この日はダブルヘッダー。1戦目は4打数2安打を放つも、チームは9回に逆転負けを喫した。2戦目の第1打席は遊ゴロで併殺。第2打席は泳がされて三ゴロだった。

巨漢力士が“あわや”女性客を直撃 行司の勇気ある振る舞いに「行司さんさすがやで」称賛の声 力士の気遣いに「むしろ嬉しそう」安堵の声も

前頭十二枚目・佐田の海(境川)が前頭十四枚目・豊山(時津風)を寄り切りで下した一番で、敗れた豊山が土俵下に勢いよく転落。溜席で観戦していた女性客を直撃しそうになる場面に場内が一時騒然となった。しかし、土俵下で出番を控えていた行司が咄嗟に自らの体を両者の間に投げ出して衝突を回避。その勇気ある行動に対して、視聴者から「行司さんさすがやで」といった称賛の声が続々と寄せられた。

メッシ19年以来2度目の1位、ロナウド3位、ネイマール4位 フォーブス誌アスリート長者番付

米経済誌フォーブスは11日、アスリート版長者番付を発表。パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が19年に続き2度目の1位に輝いた。メッシはここ12カ月で税込み1億3000万ドル(約169億円)を得たという。

フォーブス誌によると、メッシの今季年俸はバルセロナ時代から2200万ドル(約28億6000万円)減の7500万ドル(約97億5000万円)。だがスポンサー収入を加えると昨年と同レベルの年収を維持できたという。メッシは昨年は総合格闘家コナー・マクレガーに次ぐ2位だった。

もはや老人並み? スポーツ庁が発表した小中学生の運動能力に呆然

最近の子は外で遊べないからかわいそう…。新型コロナウイルスの感染拡大以降、そんな会話が多く交わされてきたはずだ。だが現実は、そんな悠長なレベルの話ではないことが、スポーツ庁が発表したデータにより判明。世間では子どもたちの将来を憂える声が出始めている。

なぜ起きた?カメラクルー事故「暗黙の了解」破れ走路横切り「NHKに信頼感あった」

日本陸連とNHKは8日、前日に国立競技場で行われた日本選手権1万メートル男子で、テレビカメラクルーがトラックのコース上に出て、カメラコードに周回遅れの選手が引っ掛かり、走路を妨害したことについて謝罪した。

 日本陸連の石井事務局次長は「このような事態はあってはならない。主催者として心よりお詫び申し上げます」と、謝罪した。

 レースは優勝した相沢晃ら上位選手のゴール後、レースが終わっていないにも関わらず、撮影しようとした中継のテレビカメラクルーがトラック内側のインフィールドからコース上に出てきてしまい、周回遅れだった三田真司(サンベルクス)の首付近の上半身にコードが引っ掛かり、バランスを崩したほか、他の4選手の走路を妨害した。

佐々木朗の160キロのファウル→ソフトバンクベンチを強襲→千賀にアクシデント

エース千賀にとって剛腕対決は無念の結果に終わった。今季最短最多の5回3失点でマウンドを降りた。被安打8も今季自己ワースト。「先制してもらったのに、チームに流れを持ってくる投球ができなかった。本当にチームに申し訳ない」とコメントした。

 「僕が打席に立ったり、向こうが打席に立ったりするわけではない。僕がやれることをやるだけ」と淡々と語っていた千賀。だが初回、山口への4球目には自己最速にあと1キロと迫る160キロを計測。「怪物」との投げ合いに間違いなくアドレナリンが出ていた。

 だが3回以外は毎回得点圏に走者を背負う苦しいマウンドだった。しかも試合中に起きた思わぬアクシデントも投球に影響したようだ。4回の攻撃中、上林が佐々木朗の163キロをファウルにした打球はソフトバンクベンチを強襲。この時、千賀はこけて両足がつったような状態になったという。

山下美夢有がメジャー昇格後初の完全Vへ6差独走 安

ツアー1勝の20歳・山下美夢有が単独首位をキープして今季国内メジャー初戦の最終日を迎える。
6バーディ、1ボギーのベストスコア「67」をマークし、ただ一人の2桁アンダーとなる通算11アンダー。この大会で初日から首位を守る完全優勝となれば、東京よみうりCC開催の2003年大会を制したアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)以来。08年の公式戦昇格後では初の快挙を狙う。

安田祐香と青木瀬令奈が5アンダー2位。昨季の賞金女王・稲見萌寧は最終18番でダブルボギーをたたいて4アンダー4位。竹内美雪と勝みなみが3アンダー5位で並んだ。

前年覇者の西村優菜は堀琴音らと同じイーブンパー12位。カットライン上で予選を通過した上田桃子は「68」で2オーバー23位まで順位を上げた。

『eスポーツ』の無料体験イベント 福岡市で開催

福岡市の商業施設で『eスポーツ』の無料体験イベントが開かれています。

福岡市東区のイオンモール香椎浜で3日から始まったイベントは、『eスポーツ』をはじめとするコンピューターゲームの文化を広めようと、イオン九州と、プロeスポーツチームの運営会社が開いたものです。

会場では、子どもたちが最新の高性能パソコンを使い、スタッフの説明を受けながらゲームを楽しみました。
■体験した小学生
「いつもより難しいし、初めての体験だったから、おもしろかった。」

■eスポーツプロチームの運営会社『戦国』・西田圭社長
「(連休中)ご家族で来ていただいて、子どもたちと一緒にプレーをするというシーンが見られたらうれしい。」

イベントは参加無料で、4日、5日も開かれます。

大谷翔平に驚かされた敵地ファン「人生最高の瞬間になった」 金網越しの交流に歓喜

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地ホワイトソックス戦に代打で登場して1打数無安打だった。前日の試合で右股関節の張りのため途中交代。それでもこの日の試合前には、投球練習でいつも行っている壁当てを外野フェンスでしていた。この時、敵地ファンと和やかに交流。冗談で驚かされたファンは「人生最高の瞬間になりました」と喜びをツイッターに記している。
 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地ホワイトソックス戦に代打で登場して1打数無安打だった。前日の試合で右股関節の張りのため途中交代。それでもこの日の試合前には、投球練習でいつも行っている壁当てを外野フェンスでしていた。この時、敵地ファンと和やかに交流。冗談で驚かされたファンは「人生最高の瞬間になりました」と喜びをツイッターに記している。

イビチャ・オシム氏死去 サッカー日本代表元監督 80歳

サッカー日本代表の元監督、イビチャ・オシムさんが亡くなりました。80歳でした。
これはかつてオシムさんが監督を務めたオーストリア1部のクラブが1日、公式ホームページで発表しました。

ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のオシムさんは1990年のワールドカップイタリア大会で当時のユーゴスラビア代表を率いてベスト8に導きました。

2003年に来日してJ1のジェフ市原(現在のジェフ千葉)で指揮を執り、2年後にはJリーグカップで優勝してチームに初のタイトルをもたらし、2006年には日本代表の監督に就任しました。

「考えて走るサッカー」を掲げて代表チームの強化に当たりましたが、在任中の2007年11月に脳梗塞で倒れて監督を退きました。

F1:フェルナンド・アロンソ 「ハミルトンが今年勝てないのは最速の車に乗っていないから」

フェルナンド・アロンソ(アルピーヌF1チーム)は、2022年にルイス・ハミルトン(メルセデス)が苦戦を強いられているのは『最速の車に乗っていない』からだとし、、『それがF1というものだ』と結論付けた。

7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、4レースを終えてわずか28ポイントしか獲得できておらず、ドライバーズランキングで7位に沈んでいる。

名将オシム氏逝去…数々の語録になかった言葉…スポーツ表現に使われる“戦争用語”を忌み嫌った

 サッカー日本代表のイビチャ・オシム元監督が死去したと、来日前まで指揮を執ったオーストリア1部のシュトゥルム・グラーツが1日に発表した。80歳だった。
 2003年にジェフ市原(現ジェフ千葉)の監督に就任したオシム氏は、低迷していたチームをJ1リーグ戦の優勝争いに加わるまでに躍進させ、2005年のヤマザキナビスコカップでクラブ史上初のタイトルを獲得。卓越した手腕を見込まれて、2006年7月にはドイツワールドカップで惨敗を喫していた日本代表監督に就任した。
 市原時代からのテーマ「考えて走るサッカー」を掲げて、代表チームを再建していた最中の2007年11月に急性脳梗塞で倒れて監督を退任。リハビリをへて療養生活を送っていたが、オーストリア・グラーツの自宅で帰らぬ人となった。いま現在にも多くの教訓を伝える、ウィットとサッカー愛にあふれた生前の「オシム語録」を追った。

「サッカーを遙かに超えた影響力を持っていた」
 81歳の誕生日を直前に控えていたオーストリアから、突然の訃報が届いた。
 グラーツ市内の自宅で療養生活を送っていたオシム氏の死去。1994年から8シーズンにわたって同氏が指揮を執ったシュトゥルム・グラーツは公式ホームページを更新し、クリスティアン・ジョーク会長が哀悼の意を表している。
「彼は素晴らしいコーチだっただけでなく、私が知り合った最も偉大な人物の一人でした。一緒に過ごした多くの時間を、私たちは決して忘れません。彼の言葉は永遠に私たちのなかに響き渡るでしょう」
 ジョーク会長が言及したように、生前のオシム氏が残した言葉の数々は、人生と人間に対する深く、鋭い哲学的な洞察とウィットに、何よりもサッカーへの愛情に富んでいたがゆえに、市原監督時代から「オシム語録」として日本でも耳目を集めた。
 例えば市原を率いて間もない2003年4月。チームに故障者が相次いだ状況を問われたときには、ちょっぴり皮肉も込められたこんな言葉を残している。
「ライオンに追われたウサギが逃げ出すときに肉離れをしますか? 私は現役のときに一度もしたことはない。要は準備が足らないのです」
 肉体面と精神面の二面的なアプローチで低迷していた市原を改革していたなかで、肉体面で最低限のテーマにすえた「走る」が欠けていた選手たちへ浴びせられた強烈な檄。奮起した市原は時間の経過とともに「考えて走るサッカー」を実践し、最終的には3位だったものの、ファーストステージで優勝争いを演じるまでに変貌を遂げた。
 ジーコジャパンがドイツワールドカップを戦った2006年6月には、中田英寿や中村俊輔、小野伸二ら攻撃的な選手が多かった中盤の構成を問われてこう返している。
「守備的な選手はいるのか? 水を運ぶ選手も必要だ」
 中盤には水を運べる、すなわち献身的で、黒子に徹するボランチがもっと必要だと指摘されたジーコジャパンは惨敗。直後に代表監督を託されたオシム氏は、水を運べるうってつけの存在として鈴木啓太(浦和レッズ)を初陣から重用している。

【天皇賞】スタート直後に落馬“無人”のシルヴァーソニックがゴール後、転倒で場内騒然

 「天皇賞(春)・G1」(1日、阪神)

 17番のシルヴァーソニックに騎乗していた川田騎手がスタート直後に落馬。シルヴァーソニックはカラ馬のまま走り続け、タイトルホルダーに続いて“2着で”ゴールした。

 ゴールした後、シルヴァーソニックはコースを外れ、柵を乗り越えたところで転倒。場内が騒然となった。優勝したタイトルホルダーに騎乗していた横山和騎手も心配そうに見つめていた。

 なお、レース後の検査で、川田騎手、シルヴァーソニックともに異常はなかった。

大谷翔平「明日は出るつもり」 「右股関節の張り」表情歪めて途中交代「大事をとって」

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は1日(日本時間2日)、敵地ギャランティードレート・フィールドでのホワイトソックス戦に「3番・DH」で先発出場。7回の走塁中に右足付け根を痛めて途中交代した。3打席無安打1四球で打率は・228となった。エ軍は6―5で勝利し、貯金7として地区首位をキープした。

 大谷の表情が歪んだ。右腕ルイスと対戦した7回無死一、二塁の第4打席で投ゴロ併殺打に倒れ、一塁に駆け込んだ時だ。右足の付け根に張りを感じ、速度を落とした。9回1死一、二塁で打席が回ってきた時に代打を送られ、「右股関節の張り」と発表された。

 試合後、大谷は水原通訳を通して「大事をとって。ああいう展開だったので、トレーニングスタッフに言われて交代したが、今のところ明日は出るつもり」とコメントした。

 先発左腕カイケルと対戦した初回1死の第1打席は四球、3回無死二、三塁の第2打席はニゴロで打点を挙げ、4回2死満塁の第3打席は一ゴロだった。

 これで通算打席成績は22試合で92打数21安打で打率・228、11打点、4本塁打、4盗塁となった。

池江璃花子がアジア大会代表に内定 日本選手権3冠 個人では4年ぶり国際大会へ

 日本水泳連盟は2日、9月のアジア大会(中国・杭州)代表選手団を発表し、日本選手権(4月28~5月1日)で3冠を達成した池江璃花子(ルネサンス)らが名を連ねた。

 池江は3月の国際大会代表選手選考会では6月の世界選手権(ブダペスト)代表入りを逃していたが、日本選手権で50メートルバタフライ、100メートル自由形の2種目でアジア大会の派遣記録を突破。優勝した3種目はいずれも、白血病の闘病による休養から復帰後では自己ベストを更新していた。

 昨夏の東京五輪では、リレー3種目に出場。個人種目で国際大会への参加は、6冠を達成しMVPにも輝いた2018年アジア大会以来、4年ぶりとなる。世界ユニバーシティ大会(6月、中国・成都)も控えている今夏に向け、池江は「ユニバは複数種目で優勝したい。アジアは、全力で泳ぎたい」と意気込みを語っていた。